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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AE1

有価証券報告書抜粋 レオン自動機株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府主導の経済対策や日銀の金融緩和策の効果もあり、円安・株高が継続し、企業収益の改善や個人消費の持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。
海外におきましては、米国では緩やかな回復傾向が見られ、欧州では債務問題による長期低迷からの持ち直しの動きが見られましたが、中国等の新興国経済の減速など、依然として不透明な状況が続いております。
当社グループが市場とする食品業界は、消費の低迷による商品の低価格化や差別化などの課題をかかえております。また、食の安全性、健康志向の増大、環境問題など市場のニーズが多様化しております。
このような状況の下で当社グループは、市場ニーズに対応するため、ワールドワイドに市場動向を調査し、レオロジー(流動工学)を基礎とする当社独自の開発技術の商品化により、食品機械のより一層の標準化推進と、安全性の向上を図るとともに、多様な消費者ニーズに対応できる商品群を国内および海外の食品業界へ提案してまいりました。

報告セグメント別の状況につきましては、次のとおりであります。

〔食品加工機械製造販売事業〕
国内市場では、食品成形機の売上が前年より減少しました。汎用性の高い「火星人 CN580型」の販売は減少しましたが、和菓子小売店向けの小型で安価な「火星人 CN020型」の販売は増加しました。ハンバーグやメンチカツ等の調理食品や和洋菓子を生産するコンビニベンダー向けに生産性の高い「2列火星人 WN055型」の販売が好調に推移しました。なお、より一層の顧客ニーズに応えるため、今年2月から生産能力を大幅にアップし衛生面にも配慮した「新型2列火星人 WN155型」の販売を開始いたしました。製パンライン等においては、大手顧客向けの大型なラインが多く、売上が前年より大幅に増加しました。なかでもコンビニエンスストア向け製品の生産用「ペストリーライン」をはじめ、「ブレッドライン」、サブレ・パイ等を生産する「菓子生産ライン」、調理食品を生産する高速の多列包あん機「メガフォーマー」(昨年販売開始)や高品質のハードロールやピザ生地などの生産用として分割まるめシステム「VRライン」(昨年販売開始)などの販売が好調でした。
アメリカ市場では、食品成形機において「火星人 KN550型」の調理食品業界への販売が好調で、また、「メガフォーマー」の販売もあり、売上が前年より増加しました。製パンライン等では、「大型ブレッドライン」の販売があり売上が前年より大幅に増加しました。
ヨーロッパ市場では、食品成形機において主力の「火星人 KN550型」の食肉市場への販売が好調で、売上が前年より増加しました。製パンライン等においては、「ブレッドライン」や「クッキー生産ライン」および調理食品業界向けの「メガフォーマー」の販売があり、売上が前年より増加しました。
アジア市場では、食品成形機の売上が前年より増加しました。主な要因としては、中国市場において中華まんや月餅を生産する「火星人 KN550型」、「火星人 KN500型」の販売が好調に推移したことがあげられます。製パンライン等においては、台湾・香港市場向けの「ペストリーライン」の販売が好調で、売上が前年より増加しました。
修理その他は、国内・海外ともに売上が前年より増加しました。


〔食品製造販売事業〕
国内の㈲ホシノ天然酵母パン種においては、当連結会計年度から台湾向けのホシノ天然酵母パン種需要が増加したことにより、売上が前年より増加しました。アメリカのオレンジベーカリーでは、バタークロワッサンの販売が好調であったことと、既存顧客へのパイ、デニッシュペストリーなどの販売量増加により売上が増加しました。

これらの結果、当連結会計年度における売上高は21,284百万円(前年同期比24.0%増)、営業利益は2,028百万円(前年同期比120.4%増)、経常利益は2,118百万円(前年同期比113.3%増)、当期純利益は1,789百万円(前年同期は当期純損失275百万円)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
①食品加工機械製造販売事業(日本)
日本国内は、製パンライン等、修理その他の売上が増加したことにより、外部顧客に対する売上高は9,289百万円(前年同期比5.8%増)、セグメント利益(営業利益)は1,973百万円(前年同期比63.7%増)となりました。
②食品加工機械製造販売事業(北米・南米)
アメリカ地域は、食品成形機、製パンライン等、修理その他の売上が増加したことにより、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ31.5%増加、円換算に使用するUSドルの期中平均レートが83円10銭から100円24銭と円安になったことにより、外部顧客に対する売上高は1,567百万円(前年同期比58.6%増)、セグメント利益(営業利益)は57百万円(前年同期比83.7%増)となりました。
③食品加工機械製造販売事業(ヨーロッパ)
ヨーロッパ地域は、食品成形機、製パンライン等、修理その他の売上が増加したことにより、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ6.2%増加、円換算に使用するユーロの期中平均レートが107円14銭から134円37銭と円安になったことにより、外部顧客に対する売上高は2,420百万円(前年同期比32.0%増)となりましたが、販売手数料などの販売費及び一般管理費が増加したことにより、セグメント利益(営業利益)は74百万円(前年同期比3.5%減)となりました。
④食品加工機械製造販売事業(アジア)
アジア地域は、食品成形機、製パンライン等、修理その他の売上が増加したことにより、外部顧客に対する売上高は1,768百万円(前年同期比26.0%増)、セグメント利益(営業利益)は585百万円(前年同期比59.9%増)となりました。
⑤食品製造販売事業(北米・南米)
バタークロワッサンの販売が好調であったことと、既存顧客へのパイ、デニッシュペストリーなどの販売量増加により、現地通貨ベースでは、前年同期に比べ28.5%増加、円換算に使用するUSドルの期中平均レートが83円10銭から100円24銭と円安になったことにより、外部顧客に対する売上高は5,811百万円(前年同期比55.1%増)、セグメント利益(営業利益)は720百万円(前年同期比51.1%増)となりました。
⑥食品製造販売事業(日本)
台湾向けの需要が増加したことにより、外部顧客に対する売上高は427百万円(前年同期比4.6%増)、セグメント利益(営業利益)は56百万円(前年同期比32.5%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、2,442百万円(前年同期489百万円増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は2,797百万円(前年同期1,155百万円増)となりました。
これは、主に税金等調整前当期純利益が2,018百万円、減価償却費が735百万円、売上債権の減少が126百万円、たな卸資産の減少が62百万円、仕入債務の増加が42百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は1,047百万円(前年同期556百万円増)となりました。
これは、主に有形固定資産の取得による支出が772百万円、無形固定資産の取得による支出が115百万円、投資有価証券の取得による支出が221百万円などによるものであります。設備投資の主なものは、当社の製造用機械装置などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は1,446百万円(前年同期236百万円増)となりました。
これは、主に短期借入金の減少が2,422百万円、長期借入れによる収入が1,902百万円、長期借入金の返済による支出が721百万円、配当金の支払が166百万円などによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01670] S1002AE1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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