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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001GKG

有価証券報告書抜粋 富士変速機株式会社 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当事業年度におけるわが国経済は、現政権の経済政策や金融政策の効果と期待から、円安・株高が進み、輸出産業を中心とした企業収益の改善が見られるなど、景気は緩やかに回復しつつあるものの、海外景気の下振れが国内景気を下押しするリスクとなっており、依然として不透明な状況が続きました。
当社関連の減速機業界は、製造業の設備投資が伸び悩むなど、期待した伸びは見られない状況でありました。立体駐車場業界においては、年度後半に受注環境改善の兆しが見られましたが、依然として厳しい価格競争が続く状況でありました。
このような環境のもと、当社におきましては、環境・社会の変化に対応したマーケティング活動に基づく製品開発と生産活動を行うとともに、営業力の強化に努め、経営資源の有効活用と継続的な原価低減、組織としての見える化改善活動により、新たな価値の創造と競争力の強化に努めてまいりました。
減速機関連事業においては、マーケティング戦略に基づく製品開発を推進し、新規顧客の獲得を目指すとともに、顧客満足度の向上と生産効率の改善に努めてまいりました。
駐車場装置関連事業においては、他社との差別化を図るため、設計仕様の見直しに着手するとともに、営業提案力とコスト競争力を強化し、受注の拡大に努めてまいりました。
室内外装品関連事業においては、生産部門の加工、組立ラインの改善を図り、不適合の削減と品質の向上に取り組んでまいりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は5,804百万円(前期比4.8%減)と減収となりました。損益面につきましては、駐車場装置関連事業において、売上高減少の影響が大きく減益となりましたが、減速機関連事業において、継続的な原価低減活動により収益が改善し、営業利益は276百万円(前期比11.8%増)、経常利益は301百万円(前期比11.1%増)、当期純利益は170百万円(前期比19.3%増)となりました。
なお、セグメントの業績は次のとおりであります。

[減速機関連事業]
製造業の設備投資が伸び悩むなど厳しい受注環境の中、当社の強みを生かした特殊減速機を中心に、他社との差別化をアピールするなど、積極的な販促活動の展開により販売チャネルの拡大に努め、売上高は2,946百万円(前期比0.3%増)となりました。営業利益につきましても、原価低減と生産性の向上に努めたことにより、148百万円(前期比115.9%増)となりました。

[駐車場装置関連事業]
顧客ニーズに合わせた積極的な提案型営業を行い、改造・改修工事は好調に推移しましたが、主力製品である「パズルタワー」の新設着工が減少したことにより、売上高は2,087百万円(前期比14.2%減)となりました。営業利益につきましても、厳しい価格競争が続く中、継続的なコスト削減に努めましたが、67百万円(前期比47.4%減)となりました。

[室内外装品関連事業]
「スライディングドア66シリーズ」と「パネルルーバー」の受注が増加したことにより、売上高は770百万円(前期比6.1%増)となりました。営業利益につきましては、生産性の向上や原価低減に努めた結果、60百万円(前期比19.9%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は、4,202百万円(前事業年度末4,297百万円)となりました。
これは、営業活動、投資活動、財務活動によるキャッシュ・フローの合計が94百万円減少したことによるものであります。
なお、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は、33百万円の減少(前事業年度は670百万円の増加)となりました。
これは主に、税引前当期純利益300百万円、減価償却費143百万円等による増加があった一方で、売上債権の増加額380百万円、法人税等の支払額105百万円による減少があったことによるものであります。

[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は、50百万円の増加(前事業年度は50百万円の減少)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出109百万円があった一方で、貸付金の回収による収入152百万円があったことによるものであります。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は、112百万円の減少(前事業年度は109百万円の減少)となりました。
これは主に、株主配当金の支払101百万円があったことによるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01697] S1001GKG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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