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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002847

有価証券報告書抜粋 ナブテスコ株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績


当連結会計年度における当社を取り巻く事業環境は、米国経済の回復基調に加えて、欧州経済が緩やかな回復に転じたものの、中国での経済成長の鈍化や東南アジア諸国における通貨安等による景気減速の動きなど、先行きへの不透明感が継続しました。
我が国経済では、政府による経済政策や日本銀行による金融政策の効果により円安や株高が進行し、企業の設備投資が上向きつつあるなど、緩やかな回復基調となりました。
このような中、当社グループの当期業績につきましては、売上高は、包装機事業、精密減速機事業において減少したものの、鉄道車両用機器事業、商用車用機器事業および舶用機器事業での拡大に加え、自動ドア事業、油圧機器事業、航空機器事業での為替効果を受けて、前年同期に比べ増収となりました。営業利益、経常利益、当期純利益についても増益となりました。
この結果、売上高は202,292百万円と前年同期比22,748百万円(12.7%)の増収、営業利益は20,092百万円と前年同期比5,079百万円(33.8%)の増益、経常利益は24,227百万円と前年同期比6,337百万円(35.4%)の増益、当期純利益は14,978百万円と前年同期比1,708百万円(12.9%)の増益となりました。

当連結会計年度のセグメントの業績は、次のとおりであります。

① 精密機器事業
精密機器事業の売上高は前期比3.1%増加の42,853百万円、営業利益は同18.8%増加し6,359百万円となりました。
精密減速機は、前期に計上した太陽熱発電向けの売上高が当期は計上されなかったものの、産業用ロボット向けの需要増加により、微減となりました。
② 輸送用機器事業
輸送用機器事業の売上高は売上高は前期比18.9%増加の52,641百万円、営業利益は同50.5%増加の6,344百万円となりました。
鉄道車両用機器は、中国高速鉄道向け売上高の増加、国内での補修部品需要の増加により、増収となりました。商用車用機器では、国内でのトラック需要が堅調に推移し、増収となりました。舶用機器は、新造船発注の回復を受けて、増収となりました。
③ 航空・油圧機器事業
航空・油圧機器事業の売上高は前期比14.8%増加の52,533百万円、営業利益は同2.1倍に増加し3,862百万円となりました。
航空機器は、民間航空機需要の拡大および為替効果により、増収となりました。油圧機器は、国内での排出ガス規制に伴う駆け込みによる需要増、中国市場における建設機械の完成車在庫減少による需要の緩やかな改善および為替効果により、増収となりました。
④ 産業用機器事業
産業用機器事業の売上高は前期比13.2%増加の54,264百万円、営業利益は同2.3%減少の3,526百万円となりました。
自動ドアは、国内外市場での堅調な推移と為替効果により、増収となりました。包装機は、前期に発生した国内製糖業界特需の終息に加え、海外向けの売上高減少により、減収となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況


当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。) は、営業活動により獲得した資金27,597百万円を主に設備投資、配当金の支払等に充てた結果、53,052百万円と前連結会計年度末比12,852百万円の増加となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、27,597百万円の資金の増加となりました。増加要因としては主に税金等調整前当期純利益、仕入債務の増加によるものであります。一方、減少要因としては主に売上債権の増加、法人税等の支払によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、8,064百万円の資金の減少となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、8,175百万円の資金の減少となりました。減少要因としては主に配当金の支払及び自己株式の取得による支出によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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