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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002250

有価証券報告書抜粋 株式会社安川電機 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度は、中期経営計画“Realize 100”の初年度として、基本方針である開発力・生産力・販売力を継続的に進化させ、グローバルな事業遂行力を強化してきました。既存事業分野での市場対応力強化を目的に製品ラインアップの拡充及び市場投入並びに環境エネルギー分野での最適エネルギー変換技術・製品開発や、人と共存するロボットに関する技術・製品開発を進めました。
当連結会計年度の研究開発費は140億33百万円であり、各分野におけるその状況は、以下のとおりであります。

〔モーションコントロール分野〕
サーボドライブでは、7つの性能を極めたACサーボドライブΣ-7シリーズとして、Σ-7モータ中慣性(小容量)タイプSGM7J、低慣性タイプSGM7A、扁平タイプSGM7P、中慣性(中容量)タイプSGM7Gを、サーボアンプとして単軸アンプΣ-7Sと2軸一体アンプΣ-7Wをラインアップし、空圧機器の電動化を狙ったΣ-Sシリーズの製品をラインアップいたしました。また、コントローラでは、オールインワン形マシンコントローラMP3300シリーズをラインアップし、操作性を向上させたモーションアダプタMAシリーズを製品化しました。
環境エネルギー領域では、電源回生ユニットについて電源回生ユニットD1000シリーズに加え、R1000シリーズを投入するとともに、インバータを超える次世代モータドライブ マトリクスコンバータU1000シリーズ及び太陽光発電用パワーコンディショナEnewell-SOLシリーズの屋外設置型(住宅用・産業用)を製品化いたしました。
当分野の研究開発費は70億54百万円であります。

〔ロボット分野〕
産業用ロボットとしては、アーク溶接、スポット溶接、ハンドリング用途向けの3シリーズのロボットと新形コントローラの世界同時販売を開始しました。アーク溶接では、アーク溶接ロボットMOTOMAN-MA1440に一体装着できるサーボフィーダと、スパッタを低減した溶接パッケージMOTOPAC-WL200+を製品化しました。
バイオメディカル用途においては、医療やバイオの処理作業向けに双腕ロボットを用いたロボットシステムを製品化しました。さらに、バイオメディカル用途に最適化したロボットMOTOMAN-BMDA3を製品化しました。
ロボティクス ヒューマンアシスト用途においては、下肢(足・脚部)のリハビリテーションを提供する下肢用リハビリ装置LR2(Leg Rehabilitation Robot)を製品化しました。また、介護ベッドと車椅子間における介助者による抱え上げ支援をサポートする移乗アシスト装置、脳卒中等による歩行障害に対する歩容改善及び歩行能力の回復が期待される足首アシスト歩行装置、脳卒中による後遺症で麻痺した上肢の回復を早めることが期待される促通反復療法(川平法)の上肢リーチング訓練装置を開発しました。
FPDガラス基板搬送用クリーンロボットとして、6世代の液晶ガラス基板搬送向けにMOTOMAN-MFS2200Dを製品化しました。
真空用途のロボットは、半導体製造装置向け事業拡大として大形真空ロボットSEMISTAR-VD40D(双腕タイプ)、VD40S(単腕タイプ)、ロボットコントローラSR100対応のSEMISTAR-MR124の拡販を進めています。
当分野の研究開発費は26億87百万円であります。

〔システムエンジニアリング分野〕
環境エネルギー領域では、大型風力発電用電機品“Enewin”シリーズのラインアップである3kV仕様モデルに加え、690V仕様の発電機及びコンバータをラインアップしました。また、バイナリーサイクル発電へ適用する小容量発電システム用制御装置Enewell-GD/GCを製品化いたしました。
さらに、環境エネルギー領域では、高効率モータの需要拡大が期待される中、省磁石形大容量定トルクモータSS7を製品化しました。
当分野の研究開発費は9億25百万円であります。

〔その他分野〕
情報分野では、製品管理に用いられるガルバノスキャナをフルデジタル化し、応答速度を向上させた高速仕様のMIRAMOTIONを製品化しました。また、持ち出しできない大規模サーバなどのHDDのデータ復旧向けに仮想化HDDリモートソフトOntrack Easy Recovery10の販売を開始しました。
環境エネルギー分野では、オフィスビルのエネルギー管理システムEneSight for BEMSを市場投入し、さらに大規模ソーラ-発電監視システムの開発、病院業務の効率化、医療費適正化、医療機器開発支援などに向けた医療システムを開発するとともに、海外や国内に出荷した機器の状況を把握するシステムとなるM2Mソリューションの販売を開始しました。
当分野の研究開発費は4億68百万円であります。

〔研究開発分野〕
当分野では、人と地球にやさしい「ヒューマン&エコ メカトロニクスの創造」をコンセプトに、ロボティクス ヒューマンアシスト、環境エネルギー、メカトロニクスソリューションでの新規事業創出に向けた先行コア技術開発を進めています。
また、サーボドライブ、インバータドライブ等の次世代製品に向けた、省レアアース・省エネ・高効率・小形化指向のモータやパワーエレクトロニクスの技術を開発しています。
当分野の研究開発費は28億98百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01741] S1002250)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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