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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002C1X

有価証券報告書抜粋 ダイダン株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度における研究開発は、従来からの基本理念である「地球とひとに優しい環境の創造」をめざし、ビルや工場の空調をはじめとする省エネルギー関連技術、半導体・医薬品対応のクリーン関連技術、廃棄物削減などの資源の有効利用技術を中心に取り組んでまいりました。具体的な研究成果としては、以下のものがあります。子会社においては、研究開発活動は行われておりません。なお、研究開発費は430百万円でありました。

(研究開発の内容)
(1)二次電池産業向け 省エネクリーン&ドライシステム
電気自動車やハイブリッド自動車には、出力の高いリチウムイオン二次電池が使用されています。このリチウムイオン二次電池の製造には水分を嫌う工程があるため、室内の水分を可能な限り取り除いた超低露点室が必要となりますが、超低露点を実現する除湿システムは膨大なエネルギーを使用するため省エネルギー化が課題となっております。
当社では、除湿機の内部にある水分を含んだ吸着剤をヒートポンプで加熱した空気を使用することによる再生技術、加えて、室内の露点温度を常に最適にするための制御技術の研究を当社独自の手法によって行ってきました。
この成果により従来の除湿システムと比較して約50%の省エネルギーを可能といたしました。

(2)細菌・ニオイを抑制した気化式加湿システム
従来は院内感染防止を重要視する観点から蒸気を使用した加湿方式がとられていた医療機関においても、近年は気化式加湿器の採用が可能となっています。しかしながら、気化式加湿器は常時加湿エレメントが濡れているため、微生物の繁殖による汚染が問題とされ衛生対策が求められております。
当社では、気化式加湿器の加湿エレメントに微酸性電解水を滴下し、加湿エレメントの表面及びドレン水中での微生物の繁殖を防ぐことによって、そこから発生する臭気を抑制し、加えて、空気清浄効果も得られる殺菌機能を備えた空調システムを開発いたしました。
この成果により、微生物による汚染が問題となる医療施設、製薬工場、食品工場及び不特定多数の人が出入りするオフィスビル等において安心して気化式加湿器を使用することが可能となりました。

(3)医療施設向け採痰ブース
結核は、結核患者の咳によって飛散した1~4μmの結核菌飛沫核を周囲の人が吸入することにより感染するため、結核検査時の採痰による感染対策が必要となります。
当社では、感染対策として採痰ブースを開発いたしました。採痰ブースは、ブース内を陰圧にすることによって、咳による飛沫核の拡散を防ぎ、さらにHEPAフィルターによって飛沫核を除去することが可能となりました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00194] S1002C1X)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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