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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BRJ

有価証券報告書抜粋 株式会社明電舎 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループでは、将来を見据えた基盤技術開発を土台として、製品競争力の向上とラインアップの拡充及びそれらを組み合わせたシステム製品の開発に取り組みました。
当連結会計年度の研究開発費は、連結売上高の4.2%にあたる9,090百万円でした。各事業分野別の研究開発費は、社会システム事業分野で4,083百万円、産業システム分野で1,941百万円、エンジニアリング事業分野で207百万円、その他事業分野で76百万円でした。また、研究開発本部等で実施している全社共通の研究開発費は2,781百万円でした。

当連結会計年度の主な研究開発の取組みは次のとおりです。

当社グループでは、上記取組みと共に構造・熱流体・電磁界などの解析技術、絶縁材料や脱硝触媒をはじめとする材料技術、信頼性向上・環境性向上のための分析技術など製品を支える共通基盤技術力を強化することで製品の性能向上の実現に努めました。
電力変換分野では、変圧器内蔵タイプとして業界トップレベルの変換効率を有する太陽光発電用100kW変換装置(PCS)を製品化しました。国内規定の低圧範囲の上限である750Vまでの使用を可能としたことで、送電ロスの低減や建設費のコストダウンに貢献しております。
変電・配電分野では、絶縁に乾燥空気を使用し、従来の温室効果ガス(SF6)を用いない環境に配慮した72kVエコ・タンク真空遮断器(VCB: Vacuum Circuit-Breaker)を製品化しました。
水環境分野では、シンガポールのジュロン水再生センターにて、セラミック平膜を採用した集合型工業排水再利用設備のプラント建設を完了し、運用を開始しました。また、北米において、オイルサンドからの油採掘で排出される油濁水の処理に、セラミック平膜を適用した実証試験を開始しました。今後はシェールガス・オイル採掘現場での用途開発に取り組んでまいります。
次世代エネルギーマネジメントシステム(EMS: Energy Management System)の技術開発では、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)における実証試験を2014年度まで継続して行います。YSCPで培った技術は統合EMSの技術開発につなげてまいります。
産業分野では電気自動車用及びプラグインハイブリッド車用モータ・インバータの高性能・小型化の開発を行いました。フェライト磁石だけを用いたPMモータを開発し、レアアースの供給リスクを回避した新製品として、今後の適用拡大を図ってまいります。また、動力計測事業分野では、自動車の更なる低燃費、高効率化の評価設備として低慣性ダイナモメータと車両シミュレーション機能を有する「世界戦略ドライブトレーン試験システム」を開発しました。
エンジニアリング分野では、小型・軽量化と安全性の向上を実現した新・人工地絡試験方法を開発しオーム技術賞を受賞しました。この試験方法を当社独自の技術的特長として、メンテナンス事業の拡大に活用してまいります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01744] S1002BRJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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