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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028T4

有価証券報告書抜粋 東亜ディーケーケー株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、完成から4年目を迎えた開発研究センターをグループ全体の技術の中枢とし、計測器専門メーカーとして独創的な新商品を効果的に市場へ提供してまいります。2014年1月には開発技術センターのある狭山テクニカルセンター内に新たに環境大気測定装置7機種を収納したコンテナ局舎が完成しました。早速中国から視察団を招くなど、見学・研修といった多目的な活用を展開していきます。
日々の活動では国際競争力の強化とビジネスチャンス拡大を大きなスローガンに上げ、品質改革、新規技術の獲得と実用化、開発スピードアップ、新市場開拓に注力して取り組んでいます。各分野で進めている装置のシリーズ化では、筐体のデザインや操作方法などを共通にすることで使いやすさを前面に押し出したブランドイメージを構築し、使い易さとお客様のコストパフォーマンスを配慮した省資源・省電力設計に努めています。
なお、当連結会計年度の研究開発費502百万円は全て計測機器事業であります。
計測機器事業

(1) 環境・プロセス分析機器分野

この分野は、主として基本プロセス計測器、環境用大気測定装置、煙道排ガス用分析計、ボイラー水用分析装置、上下水道用分析計、環境用水質分析計、石油用分析計等の広い分野を対象として、運転管理や品質管理、法規制対象成分の監視など市場の需要動向を見据えた商品展開を行なっています。
HACH社との技術交流では、2012年度に取り組みの第一弾として、共同開発した重金属モニタ5機種の販売を今年度から開始しました。現在生産体制を確立し、さらなるコスト削減を進めています。今年度、取り組みの第二弾として、新たなpH計を世界戦略製品に仕立てるべく、両社の技術を集約した次世代pHセンサとpH計の開発に着手しました。2014年度完成予定です。
プロセス計測器では、主要な計器について本質安全防爆対応と国際認証取得の取り組みを継続しています。
大気・排ガス計測分野では、300シリーズ大気測定装置7機種の生産性向上と機能見直しを含めたマイナーチェンジを行ないました。報道で話題の大気中微小粒子状物質(PM2.5)測定装置は、2014年から中国への販売展開を目指した準備に対応しています。
水質計測分野では、上下水道用1600シリーズに水質汚濁モニター(COL-1600型)が加わりました。端末の水道水質をモニタリングする水質自動測定装置には、バッテリバックアップを搭載した機種(MWB4-72型)を加え、昼間の電力ピーク時の節電運転や、災害停電時でも水道水質の監視が可能となりました。

(2) 科学分析機器分野

この分野は、主としてラボ用分析機器、ポータブル分析計、医療用機器などの分野を対象として、測定ニーズの多様化に合わせて商品展開を行っています。今年度、モバイル型多項目水質計を開発しOEM製品として納入を開始しました。

(3) 産業用ガス検知警報器分野

この分野は、主として半導体製造関連と一般化学工業で使用される毒性ガス等の検知器を対象とし、検知ガス種の拡充、防爆認証を含めた機種の充実を図っています。
今年度は、国内用本質安全防爆構造(ExibⅡCT4X)ガス検知器の検定認証、非分散型赤外線吸収方式ガス検知器の2電源対応機種でのバッテリー駆動時間延長などを手掛け、来年度から販売します。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01798] S10028T4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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