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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001Z58

有価証券報告書抜粋 山洋電気株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における日本経済は,緊急経済対策の効果などにより,順調に回復しました。一方,中国経済は一進一退の動きが見られました。
そのような中で,当社グループの主要な販売市場である工作機械・ロボット・半導体製造装置などの設備産業業界においては,需要の回復が見られました。
その結果,当連結会計年度における連結売上高は67,670百万円(前年同期比5.7%増)となり,連結営業利益は4,821百万円(前年同期比22.1%増),連結経常利益は5,369百万円(前年同期比19.2%増),連結当期純利益は3,727百万円(前年同期比26.0%増)となりました。
受注高は71,074百万円(前年同期比11.4%増),受注残高は13,788百万円(前年同期比32.8%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりです。

①日本
日本には,当社および連結子会社の山洋工業株式会社,山洋電気テクノサービス株式会社があります。セグメント売上高は70,228百万円(前年同期比7.8%増)となり,セグメント利益は3,487百万円(前年同期比20.9%増)となりました。
②北米
北米には,連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上高は5,731百万円(前年同期比24.0%増)となり,セグメント利益は169百万円(前年同期比2,044.9%増)となりました。
③ヨーロッパ
ヨーロッパには,連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上高は3,907百万円(前年同期比32.7%増)となり,セグメント利益は261百万円(前年同期比34.9%増)となりました。
④東アジア
東アジアには,連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司,山洋電氣(香港)有限公司,台灣山洋電氣股份有限公司,SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.ならびに山洋電気テクノサービス株式会社の子会社である山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司,および山洋電氣(香港)有限公司の子会社である山洋電气貿易(深圳)有限公司,中山市山洋電气有限公司があります。セグメント売上高は8,186百万円(前年同期比1.8%増)となり,セグメント利益は225百万円(前年同期比152.3%増)となりました。
⑤東南アジア
東南アジアには,連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.,SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.および山洋電気テクノサービス株式会社の子会社であるSANYO DENKI TECHNO SERVICE(SINGAPORE)PTE.LTD.およびSANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.の子会社であるSANYO DENKI (THAILAND)CO.,LTD.があります。セグメント売上高は12,521百万円(前年同期比27.3%増)となり,セグメント利益は636百万円(前年同期比55.6%増)となりました。


また,事業部門別の営業概況は次のとおりです。

①クーリングシステム事業
クーリングシステム製品「San Ace」は,北米,台湾,日本のデータセンタ向けなどの需要が増加しました。また,従来からの大口市場である通信業界向けの需要は,LTE設備投資の増加により,国内外ともに堅調に推移しました。
また,ファクトリオートメーション業界向けでは,工作機械などの需要が回復傾向にあり,販売数量が増加しました。
その結果,売上高は18,100百万円(前年同期比21.2%増),受注高18,998百万円(前年同期比26.1%増),受注残高2,812百万円(前年同期比46.9%増)となりました。

②パワーシステム事業
パワーシステム製品「SANUPS」は,エンジン発電機が官公庁向けに,また,無停電電源装置はIT企業向けを中心に需要が堅調に推移しました。一方,太陽光発電用パワーコンディショナは,流通段階の在庫調整や施工業者の不足などの影響から販売数量は伸び悩んだものの,販売を本格的に開始した新製品の需要は好調でした。
その結果,売上高は12,042百万円(前年同期比7.3%減),受注高12,554百万円(前年同期比4.3%減),受注残高2,587百万円(前年同期比24.7%増)となりました。

③サーボシステム事業
サーボシステム製品「SANMOTION」は,中国でのIT関連設備投資が回復傾向にあり,工作機械,一般産業機械向けの需要が増加しました。また,自動車,半導体製造装置関連の設備投資の拡大により,ロボット,射出成形機などの需要が堅調に推移しました。
その結果,売上高は29,666百万円(前年同期比2.5%増),受注高30,752百万円(前年同期比10.4%増),受注残高4,703百万円(前年同期比30.0%増)となりました。

④電気機器販売事業
産業用電気機器,制御機器および電機材料の販売は,産業機器関連の回復基調により好調に推移し,医療機器関係も回復の兆しが見え,やや好調となりました。また,太陽光発電および,その制御盤など新エネルギー関連の需要は依然として旺盛でした。
鉄鋼関連事業においては,増産対応により老朽設備更新などの需要が一層高まってきました。
その結果,売上高は5,945百万円(前年同期比11.8%増),受注高6,730百万円(前年同期比18.9%増),受注残高3,015百万円(前年同期比35.2%増)となりました。
⑤電気工事事業
主な事業分野の製鉄プラント設備関係は,設備更新に伴う建設工事が一部施工され,鉄鋼の増産維持に対応するための補修工事が増大しました。
また,太陽光発電設備の機器,工事設計を含む一括施工の需要は,年度末完工に向けての工事が活況でした。
その結果,売上高は1,915百万円(前年同期比2.7%増),受注高2,038百万円(前年同期比2.8%減),受注残高670百万円(前年同期比22.3%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は,13,719百万円となり,前連結会計年度より3,986百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の営業活動による資金の増加は,5,714百万円となり,前連結会計年度に比べ500百万円増加しました。これは主に,税金等調整前当期純利益5,310百万円,減価償却費2,109百万円,売上債権の増加額1,611百万円によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の投資活動による資金の減少は,2,065百万円となり,前連結会計年度に比べ113百万円増加しました。これは主に,生産設備などの有形固定資産の取得による支出1,981百万円によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の財務活動による資金の減少は,1,114百万円となり,前連結会計年度に比べ2,184百万円増加しました。これは主に,長期借入金の返済による支出1,354百万円,長期借入れによる収入1,269百万円,配当金の支払額991百万円によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01806] S1001Z58)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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