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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027Q6

有価証券報告書抜粋 FDK株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、エネルギーの安全かつ効率的な利用を目指し、エネルギー・環境分野における素材、電池、電子部品、モジュールおよびエネルギーマネジメントに関する研究開発を行なっております。
研究開発につきましては、当社の技術開発統括部が全社の研究開発活動を統括し、将来の市場環境と技術動向を見据えた新製品・新技術の開発を推し進めております。また、産官学や富士通グループの研究機関等との連携により先端技術の導入を効率的に推し進め、技術開発スピードの加速化を図っております。なお、ニッケル水素電池の研究開発はグループ会社であるFDKトワイセル㈱にて実施しており、新製品・新技術の開発を推し進めております。
当社グループの研究開発部門の開発スタッフは56名であり、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は6億17百万円であります。
当連結会計年度における各事業区分別の研究開発の主要目的、研究開発成果および研究開発費は次のとおりであります。

(1) 電池事業
当社グループの電池の性能や品質向上を目的として、素材技術の開発、生産効率の向上および環境対策の研究開発を行なっております。
当連結会計年度におきましては、アルカリ電池では、2014年度発売の新ブランド製品「Premium」、「HighPower」、「LongLife」の量産に向け、単1から単4までの全サイズのパッケージデザインや電池特性向上に取り組みました。ニッケル水素電池では、乾電池互換形の市販用電池で「大手通信販売会社向けプライベートブランド用電池」、蓄電用途向けの「高容量・高信頼な電池」、要素技術として長寿命・高信頼な電池を実現する負極活物質の表面処理技術の開発に取り組みました。リチウム電池では、車載の緊急通報システムの電源として小型化の要望があり、ハイレート特性を重視した小型サイズの円筒形電池の開発を行ないました。また、ディスプレイ付きICカード用の薄形電池は、極板改良や材料開発により高容量化に取り組みました。
当事業に係わる研究開発費は3億31百万円であります。

(2) 電子事業
当社グループのキーテクノロジーであります素材技術、プロセス技術、CAE技術、回路技術、高密度実装技術を駆使して電子材料、電子部品、モジュールおよびニッケル水素電池や薄型リチウム電池とのシナジー製品の開発を行なっております。
当連結会計年度におきましては、素材技術を活かした高性能フェライト、トランス・コイルの開発、2016サイズでメタルコイル同等以上まで直流重畳特性を向上させた大電流対応積層パワーインダクタ、光通信に用いられる高信頼性光フィルタや双方向光スイッチ、電子基板から発生するノイズ源を高精度に可視化、測定・評価できる小型の近傍界システム、安全性が極めて高いニッケル水素電池を搭載した携帯電話基地局などのメンテナンス用電源として増設・運搬可能なポータブル蓄電システムの開発を行ないました。
当事業に係わる研究開発費は2億85百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01896] S10027Q6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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