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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CTP

有価証券報告書抜粋 日本電子株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおける研究開発活動は、グループ各社(主に当社、日本電子テクニクス㈱、㈱JEOL RESONANCE)間の緊密な連携の元に進められています。当社においては、中長期的な観点で選択された基盤的研究、各事業の核となる基幹製品の開発、および独立行政法人産業技術総合研究所等の外部機関との共同研究を実施しております。日本電子テクニクス㈱は、卓上型および汎用型の走査電子顕微鏡の開発を担当しており、㈱JEOL RESONANCEは、核磁気共鳴装置の開発を担当しております。
当社グループは、当連結会計年度よりスタートした中期経営計画「Dynamic Vision」の重点戦略の一つとして「製品開発力UP」を掲げ、ナノテクノロジー・材料分野・ライフサイエンスをはじめとする世界の先端技術動向を見据えながら、新製品の早期開発に取り組みました。
当連結会計年度における事業の種類別セグメントの研究開発成果は次の通りであり、研究開発費の総額は4,514百万円となっております。

(1)理科学・計測機器事業
当セグメントに係る研究開発費は3,549百万円であります。
透過電子顕微鏡においては、生物分野向けに操作性を向上させたJEM-1400Plusを市場導入いたしました。また直近では、JEM-ARM200Fの上位機種であるJEM-ARM300F(愛称:GRAND ARM)を市場導入いたしました。これによって、ハイエンド電子顕微鏡市場における当社の競争力が一層向上すると期待できます。走査電子顕微鏡においては、スループットを高めデザインを一新したJSM-IT300を、質量分析計においては、四重極型の高性能質量分析計JMS-Q1500を、蛍光X線分析装置においては、タッチパネルを採用して親しみやすい操作性を実現したJSX-1000Sを市場導入いたしました。

(2)産業機器事業
当セグメントに係る研究開発費は274百万円であります。
産業機器事業は、電子ビーム技術を産業分野に応用するセグメントであり、電子ビーム描画装置と金属溶解や電子ビーム蒸着用の電子銃を開発しております。また近年、注目を浴びている3Dプリンター分野において、金属材料用3Dプリンターへの電子ビーム技術の応用が期待されており、製品化を実現すべく、2014年4月に設立された技術研究組合である次世代3D積層造形技術総合開発機構に参画いたしました。

(3)医用機器事業
当セグメントに係る研究開発費は690百万円であります。
生化学自動分析装置においては、臨床検査室のソリューション提供を目的とした検査業務の迅速化と自動化を進めており、高速大量処理が可能な生化学自動分析装置JCA-8000Gシリーズを市場導入いたしました。最大で1時間当たり7,200検体処置という非常に高いスループットを実現いたしました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01905] S1002CTP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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