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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100264P

有価証券報告書抜粋 日本タングステン株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、日銀の大幅な金融緩和策や政府による経済対策により円安・株高基調が継続し、輸出企業を中心に業績の改善が見られました。また、株価上昇を背景とした資産効果や消費税増税前の駆け込み需要等により個人消費が回復し、景気は緩やかな上昇基調で推移しました。
このような中、当社グループの売上高は自動車関連や衛生用品関連の主力商品を中心に堅調に推移しました。
まず、粉末冶金事業では、自動車関連の電極や接点製品が自動車販売の増加により好調に推移しました。また、衛生用品関連のNTダイカッターは新興国での活発な設備投資に支えられ海外向けの売上が増加したほか、ハードディスクドライブ(HDD)用磁気ヘッド基板はパソコン需要の低迷はあったものの、ビッグデータ等の大容量記憶装置用の需要増や円安効果も加わり増加しました。一方、電力関連の電極製品やシールリング製品が電力会社の設備投資縮小により減少したほか、超精密加工品がデジタルカメラ市場の伸び悩みにより低調に推移しました。
産業用機器及び装置事業では、半導体関連の販売が低迷したものの、新規装置の拡販もあり堅調に推移しました。
この結果、売上高は前年度比2.5%増の116億1千6百万円となりました。
損益面では、売上高の回復に加え、生産性向上、品質・歩留りの向上、経費の抑制などコスト管理を徹底し、また中国事業の再構築による収益改善等により原価率が改善しました。
これらにより、営業損益は前年度4億5百万円の営業損失から2億5千6百万円の営業利益に、経常損益は前年度2億5千万円の経常損失から3億2千万円の経常利益となりました。また、当期純損益は前年度に計上した減損損失や海外事業関連損失がなく、前年度7億9千4百万円の当期純損失から3億3百万円の当期純利益となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高は、営業活動により、7億7千8百万円の資金を獲得し、投資活動により4億5百万円の資金を支出し、財務活動により1億8千5百万円の資金を獲得した結果、前連結会計年度末と比較して、5億8千2百万円増加し、33億9千5百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は7億7千8百万円となり、前年同期と比べ6億9千5百万円の収入増となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が増加したこと及び売上債権が減少したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は4億5百万円となり、前年同期と比べ3億4千5百万円の支出増となりました。これは、主に投資有価証券の売却による収入が減少したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により獲得した資金は1億8千5百万円となり、前年同期と比べ6千9百万円の支出増となりました。これは、主に借入れの返済が増加したことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01907] S100264P)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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