有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CN0
日本ケミコン株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度における当社グループの研究開発活動は、材料から製品までの一貫した開発体制を活かした高付加価値製品の開発や、より高い品質レベルの追求、環境負荷の更なる低減などに重点をおいて取り組んでまいりました。
当連結会計年度の研究開発費の総額は38億72百万円であり、主な研究開発活動は次のとおりであります。
(コンデンサ)
戦略市場の「カーエレクトロニクス市場」「産業機器インバータ市場」「新エネルギー市場」「生活家電市場」「ネットワーク市場」を中心に、各用途に最適な新製品開発を推進致しました。
カーエレクトロニクス市場向けには、チップ形アルミ電解コンデンサにおきまして、ECU(電子制御ユニット)用途をターゲットにした「MHBシリーズ」の製品体系を拡充してバリエーションを増やしましたほか、リード形製品におきましてもSRSエアバッグ用途に、従来品から最大で44%の大容量化を実現した「LBKシリーズ」を開発致しました。また、自動車の減速エネルギー回生用途に採用されております電気二重層キャパシタ「DLCAP™」におきましては、静電容量を3000Fに大容量化すると共に内部抵抗を0.3mΩに低減した新製品を開発し、シリーズの更なる充実を図りました。
産業機器インバータ市場、太陽光発電等の新エネルギー市場、インバータ化が進む生活家電市場に対しましては、大形アルミ電解コンデンサの高耐電圧化や小型化等の開発に注力致しました。量産品としては世界で初めて定格電圧を650Vに高めたネジ端子形「RHAシリーズ」の開発に成功致しましたほか、従来品から最大31%の小型化を実現した「KMQシリーズ」を開発し上市致しました。
パソコンやサーバーなどのネットワーク市場向け製品では、超低ESR(等価直列抵抗)特性の導電性高分子アルミ固体電解コンデンサのラインアップを強化致しました。チップ形の「PXFシリーズ」に製品高さを4mmに抑えた低背製品を開発致しましたほか、リード形では「PSGシリーズ」に大容量で高リプル電流対応の製品を開発し、製品体系の充実を進めました。
更に、コンデンサの新製品開発に欠かせないコンデンサ用材料の研究開発におきましては、アルミニウム電極箔、封口ゴム、電解質等の更なる高性能化に取り組みました。特に、アルミニウム電極箔の開発におきましては、高容量化、品質の安定化、生産性向上のための技術開発等を積極的に推進致しました。
一方、将来の事業化を目指す次世代製品開発への取り組みと致しましては、「ナノハイブリッドキャパシタ」や「カーボンナノチューブキャパシタ」等の次世代キャパシタ開発に引き続き注力致しましたほか、リチウムイオン電池の高性能化に寄与する新電極材料の開発にも継続して取り組みました。また、コンデンサ用材料として研究開発を進めております導電性高分子材料の技術を応用致しまして、色素増感太陽電池等への採用が期待される「透明ポリマー電極」の開発に取り組みました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は37億38百万円であります。
(その他)
小型で低消費電力が特徴のCMOSカメラモジュールや、各種電源機器用アモルファスチョークコイル、ダストチョークコイル等の製品開発を進めました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は1億33百万円であります。
当連結会計年度の研究開発費の総額は38億72百万円であり、主な研究開発活動は次のとおりであります。
(コンデンサ)
戦略市場の「カーエレクトロニクス市場」「産業機器インバータ市場」「新エネルギー市場」「生活家電市場」「ネットワーク市場」を中心に、各用途に最適な新製品開発を推進致しました。
カーエレクトロニクス市場向けには、チップ形アルミ電解コンデンサにおきまして、ECU(電子制御ユニット)用途をターゲットにした「MHBシリーズ」の製品体系を拡充してバリエーションを増やしましたほか、リード形製品におきましてもSRSエアバッグ用途に、従来品から最大で44%の大容量化を実現した「LBKシリーズ」を開発致しました。また、自動車の減速エネルギー回生用途に採用されております電気二重層キャパシタ「DLCAP™」におきましては、静電容量を3000Fに大容量化すると共に内部抵抗を0.3mΩに低減した新製品を開発し、シリーズの更なる充実を図りました。
産業機器インバータ市場、太陽光発電等の新エネルギー市場、インバータ化が進む生活家電市場に対しましては、大形アルミ電解コンデンサの高耐電圧化や小型化等の開発に注力致しました。量産品としては世界で初めて定格電圧を650Vに高めたネジ端子形「RHAシリーズ」の開発に成功致しましたほか、従来品から最大31%の小型化を実現した「KMQシリーズ」を開発し上市致しました。
パソコンやサーバーなどのネットワーク市場向け製品では、超低ESR(等価直列抵抗)特性の導電性高分子アルミ固体電解コンデンサのラインアップを強化致しました。チップ形の「PXFシリーズ」に製品高さを4mmに抑えた低背製品を開発致しましたほか、リード形では「PSGシリーズ」に大容量で高リプル電流対応の製品を開発し、製品体系の充実を進めました。
更に、コンデンサの新製品開発に欠かせないコンデンサ用材料の研究開発におきましては、アルミニウム電極箔、封口ゴム、電解質等の更なる高性能化に取り組みました。特に、アルミニウム電極箔の開発におきましては、高容量化、品質の安定化、生産性向上のための技術開発等を積極的に推進致しました。
一方、将来の事業化を目指す次世代製品開発への取り組みと致しましては、「ナノハイブリッドキャパシタ」や「カーボンナノチューブキャパシタ」等の次世代キャパシタ開発に引き続き注力致しましたほか、リチウムイオン電池の高性能化に寄与する新電極材料の開発にも継続して取り組みました。また、コンデンサ用材料として研究開発を進めております導電性高分子材料の技術を応用致しまして、色素増感太陽電池等への採用が期待される「透明ポリマー電極」の開発に取り組みました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は37億38百万円であります。
(その他)
小型で低消費電力が特徴のCMOSカメラモジュールや、各種電源機器用アモルファスチョークコイル、ダストチョークコイル等の製品開発を進めました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は1億33百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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