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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023NU

有価証券報告書抜粋 北陸電話工事株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社の研究開発活動は、「オリジナル技術を生かした付加価値の高い研究開発の実施」を基本に、環境問題を考慮しつつ、安全の確保、生産性及び品質の向上を目的とし、事業の成長・拡大に結びつく商品、工法、ソフト、システム等の開発を主要課題として、取り組んでおります。
具体的には、現業部門からの要請に基づく機械工具の改善開発など設計施工技術に関する独自の研究開発のほか、新規事業参入のためのシステム商品開発にも取り組んでおり、具体的な研究開発例としては、下記のテーマがあります。
なお、当連結会計年度における当グループの研究開発費の総額は、39,148千円であります。

セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1) 通信建設事業
① ドロップ光ファイバ対照器の開発
ドロップ光ファイバの支持線を利用し、多条布設されたドロップ光ファイバの中から目的の1条を特定する対照器を継続して開発しております。本対照器には直流により確実にドロップ光ファイバの対照を可能とする接触型と電磁誘導によりケーブルをクランプするだけで簡単に対照確認が可能な非接触型があります。いずれも小型・軽量で操作が容易で、作業場所や使用目的に応じたドロップ光ファイバの対照ができ、誤切断等の設備事故防止にもつながります。
② 発着信試験システムの開発
お客様回線開通工事で、施工者の携帯端末を使用することなく、お客様電話機と試験(発着信)サーバ間での発着信試験により確認試験ができるシステムを継続して開発しております。本システムを使用することにより、施工者はお客様電話機から発信し、試験サーバからのコールバックを待つだけとなり、かつ音声応答でお客様電話番号の確認もでき、試験の効率化と誤接続の防止が図られます。
③ 傾斜地情報提供システムの開発
お客様回線開通工事で、発注情報を基に工事場所の傾斜地図を自動抽出し、元請工事責任者等が事前に危険箇所を把握し、施工者に注意喚起ができるシステムを継続して開発しております。施工者もオーダ票と同時に出力される傾斜地図で、工事場所へのより安全な道路の進入ルートや駐車箇所を事前に確認することができ、事故の防止が図られます。
また、保守協業のアクセス設備工事等では、事務所のPCで電柱番号から事前に工事場所が素早く検索でき、分散している工事場所間の移動時間短縮化も図られます。
④ KY(危険予知)システムの開発
施工者が工事現場に到着時、携帯端末から送信するバケット車等工事車両の駐車状況写真及び現場KY情報により、施工者と現場事務所の元請工事責任者等間での2Wayでの安全確認及び作業開始指示が行えるシステムを継続して開発しております。
またこのシステムは、③ 傾斜地情報提供システムと連携しており、現場から報告された斜度と傾斜地図の斜度の両方で確認することができ、より確実な安全確認が行えます。
⑤ 光フロアコンセントの開発
お客様光回線開通工事で、お客様ビルフロアに設置されている埋込ボックスに取り付け可能な光・LAN(電話)複合コンセントを開発しました。このコンセントを取り付けることにより、オフィスフロアでの光配線及びLAN配線が容易にでき、かつ安全性、美観の向上が図られます。
(2) 情報システム事業
① ワンセグ型エリア放送システムの開発
ワンセグ型エリア放送が可能なシステムを開発しました。エリア放送は地上デジタル移行による空き周波数帯であるホワイトスペースを活用した、特定の狭小な区域における放送であり、スタジアムや商店街、地域の観光情報等の発信のほか災害時にも活用される事が想定されています。本システムは専門知識や技術がなくても簡単にデータ放送付きのワンセグ型エリア放送が可能となっています。
② データ放送クラウドサービスの開発
従来、放送局やケーブルテレビ局が局独自のデータ放送を送出する場合、高額な放送設備を導入する必要がありました。本サービスは、通信コンテンツを中心としたデータ放送をインターネット上のクラウドサーバより配信することで、新たな設備を導入することなく、局独自のデータ放送の配信を実現したサービスです。
放送局やケーブルテレビ局は、既存のデータ放送から本サービスが用意するポータルコンテンツへのリンクを貼るだけで、パズルなどの気軽に楽しめるコンテンツから、番組とデータ放送、スマートフォンアプリが連動するセカンドスクリーンなどの高度なコンテンツまで、多彩なコンテンツを放送することが出来ます。

なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00213] S10023NU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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