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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002DRV

有価証券報告書抜粋 新光電気工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度の経済環境は、日本におきましては、政府・日銀による経済対策ならびに金融政策等を背景に円安・株価上昇が進むとともに、企業収益の改善や個人消費の持ち直しが見られるなど、景気は緩やかな回復基調が継続しました。
海外におきましては、中国をはじめ、アジア諸国において経済成長の鈍化傾向が続いたものの、欧州経済は持ち直しの兆しが見られ、米国においては、堅調な雇用情勢、個人消費等を背景に景気の回復傾向が続きました。
半導体業界につきましては、スマートフォン、タブレット端末向けの需要は好調を持続し、また、エレクトロニクス化の進む自動車向けに需要が増加した一方で、パソコン、デジタル家電市場低迷の影響に加え、スマートフォン等における低価格品の浸透や企業間競争の激化等を背景として製品価格の低下圧力がさらに強まるなど、引き続き厳しい状況のまま推移しました。
このような環境下にあって、当社グループにおきましては、期後半に主力のフリップチップタイプパッケージがパソコンの需要低迷の影響を大きく受けましたが、市場拡大が続くスマートフォン、自動車向けをはじめとして、お客様のニーズに対応した供給体制の強化や積極的な受注活動を展開したことなどにより、リードフレーム、ガラス端子、セラミック静電チャックならびにアセンブリ事業においてカメラモジュール組立等の売上が増加し、当連結会計年度の売上高は1,404億12百万円(対前期比10.4%増)となりました。収益面につきましては、売上高の増加による採算性の向上とともに、生産革新活動を基軸とする合理化・効率化ならびに経費削減の取り組みを継続し、また、為替相場が円安基調で推移したことなどにより、経常利益は145億1百万円(対前期比187.2%増)、当期純利益は93億9百万円(同223.9%増)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
ア.プラスチックパッケージ
フリップチップタイプパッケージは、サーバー向けや民生機器向けの需要等は増加したものの、パソコン市場低迷の影響を受けたことなどにより、売上が伸び悩みました。また、プラスチックBGA基板については、スマートフォンのメモリー向けを中心に堅調に推移し、アセンブリ事業においては、カメラモジュール組立の需要が増加しました。これらの結果、当セグメントの売上高は861億70百万円(対前期比7.5%増)、経常利益は60億98百万円(同76.7%増)となりました。
なお、生産実績は768億24百万円(対前期比0.9%減)、受注高は841億84百万円(同0.7%減)、受注残高は114億18百万円(同11.9%減)であります。
イ.メタルパッケージ
リードフレームは、パソコン、デジタル家電市場不振による影響を受けましたが、スマートフォンや車載向けに需要を拡大するなど、売上が増加しました。ガラス端子につきましても車載および民生機器向けなどが好調に推移し、半導体製造装置用のセラミック静電チャックならびにMPU向けのヒートスプレッダーの売上も増加しました。これらの結果、当セグメントの売上高は444億54百万円(対前期比13.9%増)、経常利益は72億38百万円(同362.3%増)となりました。
なお、生産実績は419億94百万円(対前期比8.3%増)、受注高は467億60百万円(同14.1%増)、受注残高は30億27百万円(同29.7%増)であります。

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。(以下「第2 事業の状況」において同じ)
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における「現金及び現金同等物」(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ48億10百万円増加し、550億23百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ、84億82百万円(44.0%)増加し277億62百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ、30億10百万円(16.9%)増加し207億95百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ、3百万円(0.1%)増加し27億40百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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