パルステック工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)

当社は、「創意と工夫をもって新たな価値を創造し、社会の発展に貢献する。」を企業理念に掲げ、永年培ったノウハウと先端技術を駆使し、ますます多様化・高度化する顧客要求にマッチした顧客満足が得られる製品提供を目指して積極的な研究開発活動を推進しております。
当社の研究開発活動は技術部門において、新技術の研究や新製品の開発、既存製品の改良等の研究開発をタイムリーに実施できる体制を整えており、現状にとらわれない自由な発想で新規事業や新製品のアイデアを抽出し、次期の柱となり得る開発テーマを模索するとともに、技術部門が協力してプロジェクトチームを編成し、その目的や目標に適したタイムリーな研究開発活動を行えるよう努めております。
当事業年度における主な研究開発活動として、ポータブル型Ⅹ線残留応力測定装置(μ-Ⅹ360)関連では、当該装置の計測を容易にする周辺機器の開発と鉄以外の測定対象物の計測を行なうための改良開発を行い、3Dスキャナ関連では、TDS-Aタイプの後継機としてTDS-Lを開発いたしました。
また、公的研究機関や大学、民間企業との共同研究を行いました。
以上の結果、当事業年度の研究開発費の総額は68百万円となりました。
なお、主な共同研究テーマは次のとおりであります。

・焼入れ鋼の半価幅と硬さの相関関係に関する研究
・低侵襲手術支援システムの実用化開発と臨床研究