有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002E6M
アオイ電子株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。当連結会計年度の財政状態および経営成績の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針および見積り
「重要な会計方針および見積り」につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
(2) 財政状態
当連結会計年度末の資産の部につきましては、流動資産は営業収入の増加に伴い売上債権が増加し、前連結会計年度末比3,706百万円の増加となりました。一方、固定資産は減価償却が進んだことにより、前連結会計年度末比319百万円の減少となりました。負債の部につきましては、未払法人税等の増加、退職給付に係る負債の計上などにより、前連結会計年度末比1,106百万円の増加となりました。これらの結果、純資産は30,505百万円で前連結会計年度末比2,279百万円の増加となりましたが、自己資本比率は74.4%と0.7ポイントの減少となりました。
なお、借入金および社債の増減の内訳は次のとおりであります。
(3) 経営成績
① 売上高
「1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
② 売上原価
当連結会計年度における売上原価率は80.6%となり、前連結会計年度に比べ1.6ポイント改善いたしました。これは主に、売上原価率の低い製品群の売上高が増加したことや投資一巡による減価償却費の減少により固定費負担率が減少したことによるものであります。
③ 販売費及び一般管理費
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は3,100百万円となり、前連結会計年度に比べ17.0%の増加となりました。これは主に、営業部門の増員によるものであります。
④ 営業外収益
当連結会計年度における営業外収益は434百万円となり、前連結会計年度に比べ27.6%の減少となりました。これは主に、為替差益の減少121百万円、受取補償金の減少69百万円などによるものであります。
⑤ 営業外費用
当連結会計年度における営業外費用は81百万円となり、前連結会計年度に比べ10.9%の減少となりました。これは主に、貸与資産減価償却費の減少8百万円によるものであります。
⑥ 特別利益
当連結会計年度における特別利益は、固定資産売却益26百万円によるものであります。
⑦ 特別損失
当連結会計年度における特別損失は、固定資産除却損16百万円によるものであります。
(4) キャッシュ・フロー
当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より526百万円少ない3,683百万円のキャッシュを得ております。これは当連結会計年度において、税金等調整前当期純利益が1,888百万円増えたものの、集積回路部門の受注増加に伴う売上債権の増加や、法人税等の支払額の増加等による支出が増えたため、結果として営業活動によるキャッシュフローは前連結会計年度より減少しました。
また、投資活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より530百万円少ない1,297百万円のキャッシュの出金となっております。これは前連結会計年度は、連結子会社の取得等に伴う支出があったためであります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より1,029百万円多い38百万円のキャッシュを得ております。これは長短借入れによるものであります。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローの入金額が財務活動および投資活動によるキャッシュ・フローの出金額を上回ったため、当連結会計年度末は前連結会計年度末に比べ、2,468百万円のキャッシュの増加となりました。
なお、直近4事業年度における連結ベースの「自己資本比率」、「時価ベースの自己資本比率」、「債務償還年数」および「インタレスト・カバレッジ・レシオ」は次のとおりであります。
(算式)自己資本比率=自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率=株式時価総額/総資産
債務償還年数=有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ=営業キャッシュ・フロー/利払い
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針および見積り
「重要な会計方針および見積り」につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
(2) 財政状態
当連結会計年度末の資産の部につきましては、流動資産は営業収入の増加に伴い売上債権が増加し、前連結会計年度末比3,706百万円の増加となりました。一方、固定資産は減価償却が進んだことにより、前連結会計年度末比319百万円の減少となりました。負債の部につきましては、未払法人税等の増加、退職給付に係る負債の計上などにより、前連結会計年度末比1,106百万円の増加となりました。これらの結果、純資産は30,505百万円で前連結会計年度末比2,279百万円の増加となりましたが、自己資本比率は74.4%と0.7ポイントの減少となりました。
なお、借入金および社債の増減の内訳は次のとおりであります。
2013年3月期 | 2014年3月期 | 増減額 | ||||
短期借入金 | 1,190 | 百万円 | 190 | 百万円 | △1,000 | 百万円 |
1年内返済予定の長期借入金 | 289 | 359 | 70 | |||
長期借入金 | - | 1,261 | 1,261 | |||
社債 | 300 | 300 | - | |||
計 | 1,779 | 2,110 | 331 |
(3) 経営成績
① 売上高
「1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
② 売上原価
当連結会計年度における売上原価率は80.6%となり、前連結会計年度に比べ1.6ポイント改善いたしました。これは主に、売上原価率の低い製品群の売上高が増加したことや投資一巡による減価償却費の減少により固定費負担率が減少したことによるものであります。
③ 販売費及び一般管理費
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は3,100百万円となり、前連結会計年度に比べ17.0%の増加となりました。これは主に、営業部門の増員によるものであります。
④ 営業外収益
当連結会計年度における営業外収益は434百万円となり、前連結会計年度に比べ27.6%の減少となりました。これは主に、為替差益の減少121百万円、受取補償金の減少69百万円などによるものであります。
⑤ 営業外費用
当連結会計年度における営業外費用は81百万円となり、前連結会計年度に比べ10.9%の減少となりました。これは主に、貸与資産減価償却費の減少8百万円によるものであります。
⑥ 特別利益
当連結会計年度における特別利益は、固定資産売却益26百万円によるものであります。
⑦ 特別損失
当連結会計年度における特別損失は、固定資産除却損16百万円によるものであります。
(4) キャッシュ・フロー
当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より526百万円少ない3,683百万円のキャッシュを得ております。これは当連結会計年度において、税金等調整前当期純利益が1,888百万円増えたものの、集積回路部門の受注増加に伴う売上債権の増加や、法人税等の支払額の増加等による支出が増えたため、結果として営業活動によるキャッシュフローは前連結会計年度より減少しました。
また、投資活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より530百万円少ない1,297百万円のキャッシュの出金となっております。これは前連結会計年度は、連結子会社の取得等に伴う支出があったためであります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より1,029百万円多い38百万円のキャッシュを得ております。これは長短借入れによるものであります。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローの入金額が財務活動および投資活動によるキャッシュ・フローの出金額を上回ったため、当連結会計年度末は前連結会計年度末に比べ、2,468百万円のキャッシュの増加となりました。
なお、直近4事業年度における連結ベースの「自己資本比率」、「時価ベースの自己資本比率」、「債務償還年数」および「インタレスト・カバレッジ・レシオ」は次のとおりであります。
2011年3月期 | 2012年3月期 | 2013年3月期 | 2014年3月期 | |
自己資本比率 | 73.3% | 75.0% | 75.1% | 74.4% |
時価ベースの自己資本比率 | 39.5% | 38.5% | 49.3% | 57.0% |
債務償還年数 | 0.667年 | 0.553年 | 0.423年 | 0.573年 |
インタレスト・カバレッジ・レシオ | 159.1倍 | 134.5倍 | 156.3倍 | 185.3倍 |
時価ベースの自己資本比率=株式時価総額/総資産
債務償還年数=有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ=営業キャッシュ・フロー/利払い
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