名古屋電機工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)

当社は技術に関し、「自社開発製品をユーザーに販売する」「技術力アップのための人材教育」が社長方針として明示されております。
そこで、情報装置事業では技術本部技術部が、検査装置事業では検査装置事業本部技術部が、また両事業部の研究開発を横断的に担当する技術開発室が中心となり、各々新技術、新製品、製品改良等を重ねております。
当事業年度における研究開発費の総額は、2億93百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。

(1)情報装置事業
主な研究開発活動としましては、冬場の高速道路走行における安全性の確保を目的として、走行車の冬用タイヤ装着状況を振動により自動判別するシステムの開発を行いました。その他、産学官連携の共同開発として、気象に関するセンサーの開発も行っております。
(2)検査装置事業
主な研究開発活動としましては、より高精細な3次元X線検査装置の開発の他、画像処理計測能力及び操作性を向上した基板検査装置の開発も行っております。また、リチウムイオン電池の電極を検査、計測する装置の開発にも取り組んでおります。