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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001T9I

有価証券報告書抜粋 株式会社ニューテック 事業の内容 (2014年2月期)


沿革メニュー関係会社の状況

(1)事業系統図
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び㈱ITストレージサービス(関係会社)の2社により構成されております。
当社は、安定性・拡張性・操作性に優れた「使いやすさを追求したハードウェアの提供」を基本方針として、サーバ等に接続するストレージ(外部記憶装置)本体及び周辺機器の開発、製造及び販売を主力事業としております。製品の製造に関しては、大部分を外部に委託するファブレス型のビジネスモデルを採用し、販売は、直接販売とシステムインテグレーターや情報機器ベンダーを経由した間接販売の両方を行っております。
また、カスタマー・ケア(製品サポート及びメンテナンス)に関しましては、関係会社の㈱ITストレージサービスがストレージ関連の保守サービス業務を行っており、当社製品の有償保守サービス及び無償保守サービスの一部を当該会社に委託しております。これにより、24時間365日の保守体制を確立しております。その他については、当社よりユーザー宛に直接行っております。
以上の関係を事業系統図として表示すると、次のとおりとなります。
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(2)事業内容の特徴
当社は、ストレージ本体及び周辺機器の製造及び販売事業を行っております。
当社の事業内容の特徴は、次のとおりであります。
① 分散処理型サーバシステムに接続する中規模ストレージ製品を主力としていること
企業の情報処理システムは、従来のメインフレーム又はスーパーコンピュータといった大型のコンピュータを中核とした集中処理型から、クライアント・サーバーシステムによる分散処理型へとダウンサイジングが急速に進行しております。当社は、こうした分散処理型のサーバシステムに接続する数百ギガバイトクラスの中規模ストレージの製造及び販売に特化しております。
② UNIX対応技術の蓄積とオープンインターフェイス
サーバオペレーティングシステムとしては、Windows NTとともに、UNIXが主流の座を占めております。当社は、UNIX対応の周辺機器の製造・販売に早くから取り組んできたことから、Solarisに代表されるUNIX OSに関する豊富な対応技術の蓄積を有しております。また、近年は、Microsoft Solution Providerの認定獲得やLinux OSの取扱いを開始するなどマルチプラットフォーム対応力を強化するとともに、10/100T Base Ethernet、SCSI(Small Computer System Interface)及びファイバーチャネル等の業界標準外部インターフェイスの採用により、オープンシステムの構築に最適な製品開発に注力しております。
③ エンジニアを中心とした顧客基盤
当社製品のエンドユーザーは、大手電機メーカーや研究所等を中心に企業のシステム管理者(SA)やシステムエンジニア(SE)といった「プロユーザー」が大半を占めております。当該ユーザー層は、製品の操作性やメンテナンスの容易さに対する要求水準が高く、こうした顧客基盤をベースとすることは、当社の技術力、製品開発力及び営業力強化の原動力となっております。
④ 多彩な販売チャネル
当社は、直接販売とシステムインテグレーター(SI)及び情報機器ベンダーを経由した間接販売を行っております。直接販売においては、ワントゥワンマーケティングの手法を活用し、システム構成機器の選定、インストール等のシステム導入支援及びメンテナンスサービスまでを一貫して提供するトータルソリューション営業に注力しております。また、間接販売は、当社製品及びメンテナンスサービスを組み込んだネットワークシステムの提案をSIやベンダーと協調して行うことに注力しております。
⑤ 豊富なサポートメニューの提供
ストレージ関連業界においては、競争の激化を反映して従来のハードウェア単体の販売からメンテナンスサービスを含めたトータルソリューションの提案力の優劣が他社との差別化の重要な要素となっております。当社は、電話やメールによるテクニカルサポートはもちろんのこと、オンサイト(出張)修理やセンドバック(預かり)修理など当社製品ごとに多彩なオプションを組み合わせた豊富なサポートメニューを提供し、木目細かいアフターサービス体制を構築しております。
⑥ ファブレス型モデルの採用による機動的な製品供給体制
当社は、製品の開発、設計、品質管理及び販売に経営資源を集中し、製造については大部分を外部に委託するファブレス型のビジネスモデルを採用しております。当社は、国内外のメーカーとの間で資材調達ネットワークを構築しており、技術革新のスピードが速く製品のライフサイクルが短いストレージ関連機器の商品特性に対応した機動的な製品供給体制の構築に注力しております。
⑦ ローコストオペレーション
当社は、ERP(Enterprise Resource Planning)システムの導入により、社内情報の共有化及び業務効率化を推進することでローコストオペレーションを実現することに注力しております。
(3)製商品について
当社の取扱い製商品の品目別分類及び当事業年度における売上構成比は、次のとおりであります。
分類主要品目売上構成比
ストレージ本体RAID ハードディスク70.1%
製品周辺機器データバックアップ装置 増設メモリー
各種サプライ用品等
3.7
小計73.8
商品SCSIカード バックアップソフト
スイッチングハブ(切替器)等
13.1
サービスメンテナンスサービス売上(保守・インストール等)13.1
合計100.0

(RAID)
RAID(Redundant Arrays of Independent Disks:レイド)とは、複数台のハードディスクをRAIDコントローラと呼ばれる制御装置で作動させる外付型の記憶装置であり、1990年代に米国市場で急速な成長を遂げました。RAIDの特性は、高価な専用ディスク装置を用いずに、市販のハードディスクを利用して高速・大容量のデータ管理が可能になる点にあります。こうした特性からRAIDは、デジタル社会の発展に伴い今後増大し続けるデータの保存・運用管理コストの低減に適したデータストレージシステムの中核ハードウェアとしての地位を占めるようになりました。
また、RAIDはサーバに直接接続してデータを管理する方式(DAS:Direct Attached Storage)が主流でありましたが、LANやインターネットなどのネットワークシステムの発達を背景に、ネットワークに接続してデータを一括管理するSAN(Storage Area Network)やNAS(Network Attached Storage)といった接続方式の需要が増大してきております。
当社は、自社開発のRAIDコントローラをベースとした各種のRAID装置を製造販売するとともに、SANやNASといったネットワークストレージ対応製品の開発、製造及び販売に注力しております。
(周辺機器)
RAIDを中心としたストレージシステム構成機器として、障害発生時のデータ消失を防止するデータバックアップ装置や増設用メモリー、各種サプライ製品を販売しております。
(商品)
サーバ接続用のSCSIカード等のインターフェイス機器、バックアップシステム用ソフトウェア及びネットワークストレージ用の切替器等の他社製品を販売しております。
(サービス)
当社製品導入後のメンテナンスサービス売上(保守・インストール等)を計上しております。

沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02072] S1001T9I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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