シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10020ZD

有価証券報告書抜粋 ルネサスエレクトロニクス株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおり、当社グループの当連結会計年度の半導体売上高および営業利益は前連結会計年度から改善しておりますが、事業環境の変化に対する柔軟な対応や安定的な事業運営を図るためには、さらなる収益性の向上が必要であると考えております。
当社グループは、2013年10月30日に、確実に収益をあげる企業体質を目指し、「1.マーケットイン志向へ事業ドメインを変革」、「2.収益志向の組織・仕組みへ変革」、「3.グローバルな経営・組織体制へ変革」の3つを骨子とした「変革プラン」を策定し、「ルネサスを変革する」を公表しました。当社グループは引き続き、当「変革プラン」に基づき、「構造改革による利益率の改善」を実行するとともに、「事業の選択と集中によるさらなる利益成長」の実現に取り組んでまいります。

(1) 構造改革による利益率の改善
当社グループでは「変革プラン」に基づき、収益志向の徹底と自律経営の推進を柱とした改革を進めており、事業環境の変化に柔軟な対応ができるよう、生産構造改革を推進しております。具体的には、①生産効率の向上、②市場の急激な変動に対するフレキシブルな生産体制の構築、③優位化技術を保有し、コスト競争力のある自家工場の維持・継続という基本方針に従い、生産拠点の再編を実施しております。
上記方針のもと、当社グループは、生産ラインの最適化、回転率向上による生産効率の改善など、今後も着実に推進してまいります。また、上記の生産構造改革の推進に加え、注力する事業ドメインに合わせた設計業務プロセスの標準化や共通化による、業務効率の向上や意思決定の迅速化を目的とした設計拠点の再編も推進してまいります。
また、これらの構造改革の推進にあたり、従業員の能力開発や組織活性化の観点から、企業理念、ビジョンの実現に貢献する人材の採用・処遇・育成および成果主義の徹底など、人事制度の改定も進めてまいります。
当社グループでは、こうした構造改革の推進により、開発・生産効率の向上、意思決定の迅速化を図り、利益率の改善を実現してまいります。

(2) 事業の選択と集中によるさらなる利益成長
当社グループでは、これまでマイコン、アナログ&パワー半導体、SoCの3つの製品群を事業ドメインと位置付け、事業の拡大に努めてまいりましたが、これらの事業ドメインについては、当社グループが強みを持ち、競争力を発揮できる車載制御、車載情報、産業・家電、OA・ICT、汎用製品の5つのアプリケーション群に変更しました。この変更により、お客様の要望に沿った最適なソリューションの提案を行い、付加価値の向上に努めてまいります。
また、安定的な利益成長の実現に向けて、「事業の選択と集中」を加速することで、製品ミックスの改善を行い、製品競争力の強化を図ります。当社グループは、モバイル事業など非注力事業からの撤退を進めてまいりましたが、今後も当社グループの強みが発揮できるアプリケーション群を中心に、将来にわたる収益性を基準として事業の選択を行い、注力事業への経営資源の集中を図ることにより製品ミックスの改善を推進してまいります。

当社グループでは、上記のソリューション提案力の強化による付加価値の向上および「事業の選択と集中」による製品ミックスの改善を進めることで、さらなる利益成長を実現してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02081] S10020ZD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。