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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028PI

有価証券報告書抜粋 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、財政及び金融政策による円安・株高基調が継続する中、企業収益の改善や、消費税率引き上げを控えた駆け込み需要の影響などによって個人消費が増加するなど、景気は緩やかな回復傾向にありました。
世界経済に目を転じますと、米国経済では政府機関の一時的な閉鎖などがあったものの、輸出の拡大や、堅調な個人消費に支えられ回復基調が続きました。欧州経済においても、南欧諸国での内需低迷、失業率の高止まりなどの懸念材料はあるものの、ドイツなど一部に回復の兆しが見られました。また、中国でも輸出や底堅い内需に支えられ前年並みの成長率で推移するなど、全体的には緩やかな回復基調で推移しました。
このような経済状況の中、当社グループの当連結会計年度の売上高は、国内では車載用リチウムイオン電池や、電源装置の販売が増加したことに加え、第2四半期よりタイの持分法適用関連会社を連結子会社化したことや、為替の影響などにより、3,479億95百万円と前連結会計年度に比べて734億85百万円増加(26.8%)しました。
当連結会計年度の利益は、車載用リチウムイオン電池や、電源装置の販売が好調であったことや、海外及びその他のセグメントでの利益改善もあり、営業利益は181億97百万円と前連結会計年度に比べて84億22百万円増加(86.2%)しました。経常利益は、持分法投資利益や為替差益の計上により、203億33百万円と前連結会計年度に比べて80億74百万円増加(65.9%)しました。当期純利益は、当社子会社製車載用リチウムイオン電池の不具合に関するリコール関連損失を計上する一方で、投資有価証券の売却益を計上し、さらに税金費用及び少数株主損益を計上した結果、99億82百万円と前連結会計年度に比べて42億14百万円増加(73.1%)しました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
(国内自動車電池)
売上高は、自動車関連部品の販売は減少しましたが、アイドリングストップ車用を中心に新車用鉛電池が売上を伸ばしたことにより、584億14百万円と前連結会計年度に比べて14億20百万円増加(2.5%)しました。一方で、セグメント損益は、主原料である鉛相場の上昇があり、33億10百万円と前連結会計年度に比べて6億21百万円減少(△15.8%)しました。

(国内産業電池及び電源装置)
売上高は、太陽光発電設備用電源装置やフォークリフト用鉛電池の需要が好調に推移していることにより、818億38百万円と前連結会計年度に比べて69億91百万円増加(9.3%)しました。セグメント損益は、主原料である鉛相場の上昇はあったものの、販売増加に伴う利益の増加により、121億99百万円と前連結会計年度に比べて13億85百万円増加(12.8%)しました。

(海外)
売上高は、主にタイの持分法適用関連会社を連結子会社化したことや、為替の影響などにより、1,657億55百万円と前連結会計年度に比べて444億73百万円増加(36.7%)しました。セグメント損益は、主原料である鉛相場の上昇はあったものの、販売増加に伴う利益増加や、為替の影響などにより、89億96百万円と前連結会計年度に比べて26億15百万円増加(41.0%)しました。

(リチウムイオン電池)
売上高は、プラグインハイブリッド車用及びハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売が増加したことにより、329億29百万円と前連結会計年度に比べて221億4百万円増加(204.2%)しました。セグメント損益は、72億43百万円の損失ではありますが、販売増加に伴う利益の改善により、前連結会計年度に比べて40億5百万円改善しました。

(その他)
売上高は、90億57百万円と前連結会計年度に比べて15億4百万円減少(△14.2%)しました。全社費用等調整後のセグメント損益は、特殊電池や膜、照明事業の利益改善があり、9億36百万円と前連結会計年度に比べて10億37百万円改善しました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は233億92百万円と前連結会計年度末に比べて121億81百万円増加(108.7%)しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主たる要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加、法人税等の支払額がありましたが、税金等調整前当期純利益と減価償却費により、197億4百万円のプラス(前年同期は190億69百万円のプラス)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却、Siam GS Battery Co., Ltd.及びSiam GS Sales Co., Ltd. を連結子会社化し現金及び預金を取り込んだことによる収入がありましたが、有形固定資産を取得したこともあり、97億86百万円のマイナス(前年同期は292億49百万円のマイナス)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、転換社債型新株予約権付社債の発行による収入を、主として借入金の返済に充当したことにより、5億89百万円のプラス(前年同期は38億39百万円のプラス)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02089] S10028PI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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