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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002EFB

有価証券報告書抜粋 リバーエレテック株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融緩和政策を背景に円安・株高が進み、景気は緩やかな回復傾向が続きました。海外においては先進国経済は回復基調にありましたが、新興国経済は成長鈍化傾向が見られるなど、先行き不透明感を払拭できない状況が続きました。
当社グループの主要な市場であります水晶製品業界におきましては、スマートフォン向けの需要は旺盛でありましたが、その主体は新興国を中心とした低価格帯モデルであり、ハイエンドモデルの伸び悩みとともに市場競争が激化したこと、デジタルカメラやテレビ等の民生機器向けの需要の停滞など、引き続き予断を許さない状況となっております。
このような状況のなか、当社グループは、「超小型水晶デバイス」を軸とした事業展開と生産性の向上に努め、収益の確保に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、無線モジュール向けは前年同期並みであったものの、スマートフォン向け、デジタルカメラ向けが伸び悩み、売上高は前年同期に比べ7.6%減の5,734,495千円となりました。
利益面では、コスト削減に努めましたが、減収による利益押し下げの影響を補いきれず320,408千円の営業損失(前年同期は3,542千円の営業利益)となりました。また経常損失については為替差益の発生等もあり、177,743千円(同134,709千円の経常利益)となりましたが、当期純損失は減損損失の計上等もあり、236,710千円(同112,142千円の当期純利益)となりました。

報告セグメント別の業績は次のとおりであります。
(水晶製品事業)
スマートフォン向けは、主としてハイエンドモデルを中心とした事業展開を行っておりますが、スマートフォン市場の環境変化によりハイエンドモデルの成長が鈍化した影響を受け受注が伸び悩み、売上高は前年同期に比べ大幅に減少しました。無線モジュール向けは車載向けが比較的好調であり、売上高は前年同期に比べ微増となりました。デジタルカメラ向けは市場低迷から受注が激減しており、売上高は前年同期に比べ大幅な減少となりました。
以上の結果、当事業の売上高は5,645,478千円(前年同期比7.6%減)、セグメント損失は175,489千円(前年同期は184,596千円のセグメント利益)となりました。
(その他の電子部品事業)
その他の電子部品につきましては、抵抗器の生産縮小及びインダクタの生産終了の影響から販売数量が減少しており、当事業の売上高は89,016千円(前年同期比8.3%減)、セグメント損失は2,253千円(前年同期は49,887千円のセグメント損失)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは425,434千円、投資活動によるキャッシュ・フローは126,198千円、そして財務活動によるキャッシュ・フローは△868,611千円となり、連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度と比べて256,714千円少ない448,986千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における税金等調整前当期純損失は前年同期比で354,163千円増加し220,696千円(前年同期は133,466千円の税金等調整前当期純利益)となりました。減価償却費につきましては、前年同期比で25,480千円増加し690,079千円(前年同期比3.8%増)、売上債権の増減額につきましては、前年同期比で660,298千円減少し560,884千円の減少(前年同期は99,413千円の増加)、たな卸資産の増減額につきましては、前年同期比で17,561千円減少し165,962千円の増加(前年同期は183,523千円の増加)、仕入債務の増減額につきましては、前年同期比で324,425千円減少し481,182千円の減少(前年同期は156,756千円の減少)となりました。この結果、営業活動によるキャッシュ・フローは425,434千円(前年同期は320,106千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動につきましては、定期預金の預入による支出947,696千円(同9.5%減)、有形固定資産の取得による支出103,290千円(同91.4%減)等があったものの、定期預金の払戻による収入1,167,657千円(同11.8%増)等があり、投資活動によるキャッシュ・フローは126,198千円(前年同期は△1,212,727千円)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動につきましては、長期借入金による収入300,000千円があったものの、長期借入金の返済による支出932,381千円、長期未払金の返済による支出154,641千円、社債の償還による支出40,000千円、短期借入金の減少額(純額)14,054千円等があり、財務活動によるキャッシュ・フローは△868,611千円(前年同期は861,353千円)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02093] S1002EFB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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