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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021D9

有価証券報告書抜粋 FCM株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当期におけるわが国経済は、新興国の成長に減速感が見られるものの、欧州の財政危機も小康状態を保ち政府の経済施策などで一部の指標が上向くなど、景気回復の期待は高まっております。
このような経営環境のもと、当社では各セグメントにおいて販売拡大や収益性改善に取り組みました。
その結果、当期の業績は売上高18,401,888千円(前期比14.9%増)、営業利益144,702千円(前期は営業損失111,768千円)、経常利益185,546千円(前期は経常損失65,962千円)、当期純利益94,916千円(前期は当期純損失319,605千円)となりました。セグメント別の業績概要は、以下の通りです。

(電子機能材事業)
電子機器や電子部品に使用されている材料・部品の表面処理加工を主とする電子機能材事業では、売上高4,767,906千円(前期比6.5%増)、セグメント利益は51,976千円(前期はセグメント損失131,477千円)となりました。スマートフォンやタブレット端末向けなどでは事業環境が厳しいものの、製造方法の改善や技術提案などの取り組みで収益性の向上を図りました。自動車部品向けも底堅く推移し、フィルム関連製品でもデバイスの新規開発が進むなど、セグメント利益回復に向け各種施策を遂行しております。

(電気機能線材事業)
電線・配線用ケーブル・通信用ケーブルなどの伸線加工を主とする電気機能線材事業では、売上高13,633,982千円(前期比18.2%増)、セグメント利益は133,570千円(前期比103.9%増)となりました。主力の設備用電線など建設・電販向けでは消費税増税前の需要もあり、回復基調となりました。また、海外での大型プロジェクトに伴う異型線加工も計画通りの受注・生産となりました。相対的に付加価値の高い加工分野への拡大にも継続して取り組んでおり、前事業年度のセグメント利益を上回ることとなりました。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物は、246,845千円(前期比680,289千円減)となりました。これは、営業活動によるキャッシュ・フローで253,693千円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローで127,410千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローで299,185千円の支出となったことによるものであります。
当事業年度中における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、253,693千円の支出(前期は715,872千円の収入)となりました。これは税引前当期純利益178,669千円のほか減価償却費417,969千円、売上債権の増加額821,194千円、仕入債務の減少額115,254千円、法人税等の支払額3,707千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュフローは127,410千円の支出(前期は259,923千円の支出)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出153,936千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増額100,000千円のほか、長期借入金の返済による支出379,920千円、ファイナンス・リース債務の返済による支出10,839千円、配当金の支払額182千円などにより299,185千円の支出(前期は373,461千円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02115] S10021D9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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