有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001H8C
株式会社CGSホールディングス 研究開発活動 (2013年12月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におきましては、当社は以下のような研究開発活動に取り組み、当社製品の主要ユーザである金型関連メーカーの加工時間の短縮、作業効率の向上を目指しました。
当連結会計年度の研究開発費の総額は4億84百万円であり、全額CAD/CAMシステム等事業によるものであります。
当連結会計年度の主な研究開発活動は以下の通りであります。
① CG CAM-TOOL ワイヤーカットモジュールを搭載
金型用3次元CAMシステム「CG CAM-TOOL」に、金型設計支援システム「CG Press Design」、「CG Mold Design」で設計されたモデルデータからワイヤー放電加工用のNCデータを自動生成する機能(以下、ワイヤーモジュール)を搭載いたしました。「ワイヤーモジュール」は上面・下面に段差があるモデルに対し、テーパー形状(勾配がある形状)や上下異形状の輪郭を自動認識し、全周テーパーや部分テーパー、上下異形テーパーのNCデータ(工作機械を動作させるための数値制御データ)を瞬時に作成することが可能となり、段差部分の加工条件の変更も自動で行うことができます。
その他、多様な加工品質に応えるため、コーナー部処理、コアレス加工など、ワイヤー放電加工に必要なさまざまな機能を搭載いたしました。
② 既存製品の機能向上
(1) CAM-TOOL V9.1
金型用3次元CAMシステム「CAM-TOOL」の最新バージョン「V9.1」では大物加工に効果を発揮する機能を拡充いたしました。等高複刃荒取り加工の新機能「ツーリング干渉回避」は、指定した工具突き出し量で加工できるエリアに対し、ツーリングの干渉を回避したツールパスを自動で生成します。さらに、次工程では、前加工の削り残し領域を正確に検出し、そこに無駄のない追い込みパスを作成することで、オペレータは手間をかけずに突き出し量ごとの荒加工パスを連続して作成することができます。
これにより、工具負荷(工具のビビリ、破損等)を低減した効率の良い深彫り荒加工が可能となり、加工時間を大幅に短縮します。
このほか、「V9.1」では、加工要素ごとに曲面群をグループ管理する機能、ツーリングDBへの刃先交換式工具の追加等、約30項目に及ぶ新機能を追加いたしました。
(2) CG Mold Design Ver2013
当社では、モールド金型設計支援システム「CG Mold Design」をリニューアルし、最新バージョン「Ver2013」としてリリースいたしました。「Ver2013」では、金型設計工程の「キャビコア・スライド詳細設計」、「型構造設計」、「図面作成」の設計効率向上をテーマにバージョンアップ開発を行いました。
これらの機能強化により、前バージョン(Ver2012)との比較で、設計工数を約40%削減することが可能となりました。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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