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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028P7

有価証券報告書抜粋 カナデビア株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の経済情勢は、海外では、欧州の政府債務危機問題の長期化、米国における金融緩和の縮小、中国やインドにおける経済成長の減速等、依然として不透明な状況が続いている。一方で、国内では、政府・日本銀行による各種経済政策・金融緩和政策の効果が実体経済に波及し始め、物価の緩やかな上昇、設備投資の持ち直し等、景気が緩やかな回復基調にあるが、消費税率の引き上げ等に伴う景気の下振れリスクも依然として存在している。
こうした中で、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)では、2011年度からスタートした3か年の中期経営計画「Hitz Vision」のもと、社会的存在感のある高収益企業への進化を目指して、事業と経営管理のイノベーションの観点から、重点分野への経営資源の投入と事業成長力の強化、収益力の強化、財務体質の強化、新製品・新事業の開発といった重点施策を鋭意推進するとともに、収益の源泉となる受注の拡大に努めてきた。
以上のような取り組みを進める中で、当連結会計年度の業績については、売上高は、環境・プラント部門の増加により、前連結会計年度に比べ36,641百万円(12.3%)増加の333,433百万円となった。損益面では、営業利益は、インフラ部門の改善があったものの、機械部門での悪化等により、前連結会計年度と比べ3,484百万円(30.7%)減少の7,878百万円となった。経常利益については、営業利益の減少及び持分法による投資損失の計上等により、前連結会計年度に比べ5,026百万円(44.7%)減少の6,220百万円となった。税金費用等を差し引いた結果、当期純利益は、前連結会計年度に比べ3,691百万円(49.8%)減少の3,719百万円となった。
セグメントごとの業績の概要は次のとおりである。
当連結会計年度より、セグメント区分を変更している。これに伴い、前連結会計年度の数値についても、変更後の区分に組み替えて記載している。
①環境・プラント
激しい受注競争が展開される中で、海外向けごみ焼却施設建設工事が進捗したこと等により、売上高は前連結会計年度に比べ25,238百万円(13.9%)増加の206,298百万円となった。一方、前連結会計年度に採算の良い案件が竣工したことの反動等により、セグメント利益は、前連結会計年度に比べ670百万円(6.3%)減少の9,889百万円となった。
②機械
自動車業界向けプレス機械が好調を維持しているものの、舶用原動機が低調に推移したこと等により、売上高は前連結会計年度に比べ1,787百万円(3.3%)減少の51,941百万円となった。また、セグメント損失は353百万円(前連結会計年度はセグメント利益1,954百万円)となった。
③プロセス機器
前期に受注した大口工事が進捗したこと及び前期に買収したNAC International Inc.の売上高が加わったこと等に伴い、売上高は前連結会計年度に比べ5,833百万円(57.5%)増加の15,976百万円となった。一方、NAC International Inc. 買収に係るのれんの償却等により、セグメント損失は38百万円(前連結会計年度はセグメント利益59百万円)となった。
④インフラ
公共事業における厳しい受注環境が続いているものの、大口橋梁案件の進捗等により、売上高は前連結会計年度に比べ1,572百万円(5.9%)増加の28,092百万円となった。一方、セグメント損失は、売上高の増加及びコスト管理の徹底等により、前連結会計年度から681百万円改善の1,579百万円となった。
⑤精密機械
関連する業界の設備投資に明るい兆しが見え始めたことから、売上高は前連結会計年度に比べ5,903百万円(35.3%)増加の22,624百万円となったが、個別案件の利益率低下に伴い、セグメント損失は195百万円(前連結会計年度はセグメント利益156百万円)となった。
⑥その他
売上高は前連結会計年度に比べ117百万円(1.3%)減少の8,500百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ478百万円(62.7%)減少の284百万円となった。
なお、上記金額には消費税等は含まれていない。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動の結果得られた資金が前連結会計年度に比べ減少したこと及び投資活動の結果使用した資金が前連結会計年度に比べ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ6,452百万円(11.4%)減少し、当連結会計年度末には49,961百万円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ9,349百万円(96.9%)減少し299百万円となった。これは、主に仕入債務の増加及び未払費用の増加があったものの、売上債権の増加及びたな卸資産の増加による支出等を反映したものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ4,790百万円(35.5%)減少し8,697百万円となった。これは、主に前連結会計年度に計上した連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出がなくなったこと等を反映したものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ7,305百万円(93.4%)減少し、513百万円となった。これは、主に前連結会計年度における社債の発行による収入を上回る社債の償還による支出がなくなったことを反映したものである。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02124] S10028P7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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