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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BY9

有価証券報告書抜粋 株式会社小糸製作所 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当期における我が国の経済情勢は、景気刺激策や円高是正、株価上昇等に伴い、輸出産業を主体に企業収益の改善が見られ緩やかながら回復基調で推移いたしました。世界においては、依然として欧州債務問題や、ウクライナ情勢不安、中国リスク等があるものの、米国景気の回復、新興国の需要拡大などにより、低成長ながら堅調に推移いたしました。

自動車産業におきましては、国内自動車生産は、期前半が前期のエコカー補助金等の影響により減産となったものの、昨年9月以降は消費増税前の需要等もあり増産に転じ、累計でも前期に比べ増加となりました。海外では、欧州が経済停滞により横這いとなるなか、北米や中国、インドネシア等新興国での需要拡大により、世界の自動車生産台数は前期に比べ増加いたしました。

このような状況のもと、当社グループは、中長期的な自動車照明器の売上拡大に向け、海外生産能力の増強、製品開発力の強化、及び積極的な受注活動を展開してまいりました。昨年9月に中国の広州小糸第2工場が稼動したのに加え、本年に入り米国ノース・アメリカン・ライティングのアラバマ工場、パリス工場の拡張を行いそれぞれ稼動いたしました。

当期における連結売上高は、主力の自動車照明事業が大幅増収となり、前期比26.4%増の5,975億円となりました。

セグメントの状況は、以下のとおりであります。
〔日 本〕
自動車生産は、期前半が前期のエコカー補助金等の影響により減産となったものの、9月以降は消費増税前の需要等もあり増産となったことから、売上高は前期比6.1%増の2,776億円となりました。
〔北 米〕
自動車需要の回復に伴う日本車の生産増加や、現地自動車メーカー向けの受注拡大等により、売上高は前期比48.8%増の935億円となりました。
〔中 国〕
自動車需要が増加するなか、現地自動車メーカー向けの受注拡大、及び広州小糸第2工場の稼動が寄与するなど、売上高は前期比59.3%増の1,498億円となりました。
〔アジア〕
タイではシェアアップ、受注拡大等により売上高は増加しており、インドネシアでも二輪車・四輪車生産が順調に推移し、売上高は前期比33.8%増の572億円となりました。
〔欧 州〕
欧州経済が依然停滞するなか、域内自動車販売が若干持ち直したこと、及び受注拡大により、売上高は前期比66.2%増の191億円となりました。

利益につきましては、国内が消費増税前の需要等で増収となり、北米・中国・アジアにおいても自動車増産や海外生産工場の稼動が寄与するなど増収となったことから、営業利益は前期比31.4%増の495億円、経常利益は前期比29.7%増の518億円となりました。当期純利益は独禁法関連損失の特別損失計上がありましたものの、前期比28.6%増の213億円となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益465億円(前期比41.2%増)及び減価償却費215億円(同20.7%増)等により資金を確保し、設備投資329億円(同21.4%増)及び配当金等68億円(同25.1%増)の支払いなどにより、前連結会計年度に比べ57億円増加し、277億円(前連結会計年度末比26.2%増)となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益465億円(前期比41.2%増)、減価償却費215億円(同20.7%増)を主体に652億円(同21.4%増)となり、法人税等を支払った結果、355億円(同15.6%減)の資金を確保いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、海外関係会社の新工場建設など設備投資329億円(同21.4%増)等を実施した結果、360億円(同14.1%減)の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入れによる資金調達113億円(同323.7%増)、配当金等の支払い68億円(同25.1%増)などを実施した結果、53億円の収入となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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