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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002307

有価証券報告書抜粋 株式会社NITTAN 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当連結会計年度の研究開発活動は、自動車、船舶用等の内燃機関の性能向上に寄与する動弁系部品を主要製品と位置づけ、地球環境保護に対するエンジンの低燃費化、排気ガス規制、及び、燃料多様化に対応した製品や、グローバル展開に繋がるコスト低減のための開発を行っています。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は6億16百万円であります。

セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

(1) 小型エンジンバルブ
前年度に2輪向けとして量産を開始した「代替燃料」エンジン用盛金バルブは、4輪・汎用エンジンへの更なる拡販に向けて顧客への提案や試作・評価に取り組んでいます。
排気量を小さくした「ダウンサイジング」エンジン用バルブでは、軽量化と高耐熱化により、更なる燃費改善効果を狙った次世代タイプの冷媒封入中空バルブは、顧客の新開発エンジンへの採用が決定し、量産化準備を始めました。今後、さらなる拡販を目指し、複数の顧客に向けた試作・評価に取り組んでいます。当連結会計年度における研究開発費の金額は3億66百万円であります。

(2) 舶用部品
舶用部品では、燃料費の高騰と環境規制への配慮から、燃料多様化に向かう市場動向(特にLNG 燃料と重油の双方を燃料として使用できるDual Fuel機関)に合せたバルブ、バルブシートの開発を行っています。
バルブにおいては、耐摩耗、耐腐食に優れた材料、表面処理材の開発を推進しており、市場評価を継続しています。
バルブシートにおいては、他社には無い独自性を持った、バルブとバルブシートをトータルで最適化する開発を推進しており、試作及び試験評価を継続しています。当連結会計年度における研究開発費の金額は18百万円であります。

(3) 可変動弁・歯車
可変動弁機構では、継続した燃費改善要求と'20年以降の厳しい排ガス規制を見据えた新型開発エンジンへの採用を目指し、当社独自の機構を用いた可変バルブタイミング装置の開発を継続しています。装置の軽量化や省電力化は、更に厳しい要求を考慮して、開発目標を再設定して進めています。並行して、顧客向けの試作・評価も継続しています。
歯車関連では、鍛造シミュレーションと構造解析を連携させニアネット化を推進し、製造エネルギー低減を図ることで環境に配慮しつつ顧客要望に応える開発体制を構築しました。当連結会計年度における研究開発費の金額は1億32百万円であります。

(4) その他
リフター関連では、新規顧客に向けたRRA(ローラーロッカーアーム)及びHLA(油圧ラッシュアジャスタ)の試作・評価に取り組んでいます。また、鍛造工法や機械加工の開発、製品展開の多角化に対応できる柔軟な製造ラインの構築にも取り組んでいます。
工作機械の製造では、冷媒封入中空バルブ、高精度鍛造システム及び設備投資を抑制し、効率的(高効率や省エネ)にバルブを生産できる設備(システム)の開発・評価に取り組んでおります。当連結会計年度における研究開発費の金額は98百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02189] S1002307)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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