有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002D56
日本プラスト株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループ(当社及び連結子会社)は自動車部品を主な事業とし安全部品、樹脂部品の専門メーカーとして常に顧客のニーズに応えるべく、新製品の開発と商品化に積極的に取り組んでおります。研究開発部門においては、これまで蓄積してきた材料技術や成形技術を基盤に、新機構や最適構成による利便性の高い製品の提供を実現しております。またシミュレーション解析技術を駆使した安全性能開発や、軽量化等の環境対応など、社会の要請とお客様に喜ばれる製品の創出に向け努めております。
当企業集団の開発活動は親会社(当社)を主体として行っております。日本では当社テクニカルセンターの先行開発部、内外装開発部、実験部、新機種技術部が主体となり、また北米ではニートン・オート・プロダクツの開発センター、また2011年からは中国の開発拠点を加え、グローバル研究開発全体で173名が携わっております。各拠点間のグローバルマーケッティング戦略の構築により、今後も強く魅力ある製品を提案してまいります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は1,694百万円であり、各部門別の研究目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。
自動車部品事業
(1)安全部品部門
ハンドル製品では、マグネシウム芯金や低比重樹脂材料による軽量化、ヒーター付ハンドルや高触感グリップ材料による機能性と操作性に加え、メタル調加飾、木目加飾等、高品位製品の開発も進めております。又、ハンドル中央に位置するエアバッグは小型化、軽量化に加え、ハンドルとのセット開発による安全性能の向上も重要なテーマとなります。さらに、原材料となるウレタンやバッグ基布、塗料、皮革等の有機溶剤低減やリサイクル等、環境に配慮した素材開発も推進しております。
助手席エアバッグ製品では、乗員保護性能と低加害性を両立した独自構造のモジュール開発に加え、室内の商品性を高めるシームレスリッドについて、ハードタイプではテア加工によるNPHS(Nihon Plast Hard Surface)、ソフトタイプではウレタン成形技術を活かしたNPSS(Nihon Plast Soft Surface)の製品化を実現、また軽量化、コンパクト化を軸に、安全と樹脂の融合技術により高機能、高品位な製品開発を推進しております。
側面衝突対応エアバッグ製品では、多様な衝突形態に対応したバッグ圧力保持機構、車体構造に対応した独自機構、狭小空間における安定展開を可能とするバッグ折り技術等、最適化開発を推進しております。また設計要求品質の安定生産を可能とする自動加工技術に加え、生産管理システム、品質管理システムとの連携強化により、高効率で信頼度の高い製品を提供しております。
当研究開発の成果としましては安全部品の専門メーカーとしての地位を確たるものとし、将来に向けた受注拡大、コスト低減、更には環境対応等に貢献できるものと考えております。
当連結会計年度の研究開発費の金額は1,168百万円であります。
(2)樹脂部品部門
外装樹脂製品では、フェンダープロテクターの超薄肉射出成形による軽量化技術の他部品への拡大展開、カウルトップカバーではガラスとのリップ一体嵌合構造による品質の安定化を図っております。又、空気抵抗の軽減により燃費向上に寄与するエアスポイラー、ディフレクター類等の機能部品に加え、新規開発部品としては走行時のロードノイズ低減に寄与するホイールレゾネータの製品化を実現しております。
内装樹脂製品では、ベンチレーターの超薄型化や高機能化、デザインの多様化対応、また風向、風量の最適化開発のスピードアップを可能とした気流解析シミュレーション技術を駆使し、室内空間の快適性を提案しています。さらにコンソール、グローブボックス等の機能部品における利便性の向上、各部パネルへの多彩な加飾技術も工法開発との連携により製品化を実現しております。
当研究開発活動の成果としましては、機能、性能の向上とコスト競争力の両立を背景として、新規受注の拡大や魅力ある商品提供等に貢献するものと考えております。
当連結会計年度の研究開発費の金額は525百万円であります。
当企業集団の開発活動は親会社(当社)を主体として行っております。日本では当社テクニカルセンターの先行開発部、内外装開発部、実験部、新機種技術部が主体となり、また北米ではニートン・オート・プロダクツの開発センター、また2011年からは中国の開発拠点を加え、グローバル研究開発全体で173名が携わっております。各拠点間のグローバルマーケッティング戦略の構築により、今後も強く魅力ある製品を提案してまいります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は1,694百万円であり、各部門別の研究目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。
自動車部品事業
(1)安全部品部門
ハンドル製品では、マグネシウム芯金や低比重樹脂材料による軽量化、ヒーター付ハンドルや高触感グリップ材料による機能性と操作性に加え、メタル調加飾、木目加飾等、高品位製品の開発も進めております。又、ハンドル中央に位置するエアバッグは小型化、軽量化に加え、ハンドルとのセット開発による安全性能の向上も重要なテーマとなります。さらに、原材料となるウレタンやバッグ基布、塗料、皮革等の有機溶剤低減やリサイクル等、環境に配慮した素材開発も推進しております。
助手席エアバッグ製品では、乗員保護性能と低加害性を両立した独自構造のモジュール開発に加え、室内の商品性を高めるシームレスリッドについて、ハードタイプではテア加工によるNPHS(Nihon Plast Hard Surface)、ソフトタイプではウレタン成形技術を活かしたNPSS(Nihon Plast Soft Surface)の製品化を実現、また軽量化、コンパクト化を軸に、安全と樹脂の融合技術により高機能、高品位な製品開発を推進しております。
側面衝突対応エアバッグ製品では、多様な衝突形態に対応したバッグ圧力保持機構、車体構造に対応した独自機構、狭小空間における安定展開を可能とするバッグ折り技術等、最適化開発を推進しております。また設計要求品質の安定生産を可能とする自動加工技術に加え、生産管理システム、品質管理システムとの連携強化により、高効率で信頼度の高い製品を提供しております。
当研究開発の成果としましては安全部品の専門メーカーとしての地位を確たるものとし、将来に向けた受注拡大、コスト低減、更には環境対応等に貢献できるものと考えております。
当連結会計年度の研究開発費の金額は1,168百万円であります。
(2)樹脂部品部門
外装樹脂製品では、フェンダープロテクターの超薄肉射出成形による軽量化技術の他部品への拡大展開、カウルトップカバーではガラスとのリップ一体嵌合構造による品質の安定化を図っております。又、空気抵抗の軽減により燃費向上に寄与するエアスポイラー、ディフレクター類等の機能部品に加え、新規開発部品としては走行時のロードノイズ低減に寄与するホイールレゾネータの製品化を実現しております。
内装樹脂製品では、ベンチレーターの超薄型化や高機能化、デザインの多様化対応、また風向、風量の最適化開発のスピードアップを可能とした気流解析シミュレーション技術を駆使し、室内空間の快適性を提案しています。さらにコンソール、グローブボックス等の機能部品における利便性の向上、各部パネルへの多彩な加飾技術も工法開発との連携により製品化を実現しております。
当研究開発活動の成果としましては、機能、性能の向上とコスト競争力の両立を背景として、新規受注の拡大や魅力ある商品提供等に貢献するものと考えております。
当連結会計年度の研究開発費の金額は525百万円であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02216] S1002D56)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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