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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BEK

有価証券報告書抜粋 株式会社カーメイト 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループの研究開発は、以下の11ジャンルでの製品開発と技術研究所における次世代研究の2本立てで進めており、製品開発は、「日本」と「中国」の二極体制となっております。

① 車内小物用品、オートスポーツ用品
② ワイパー
③ チャイルドシート、ジュニアシート、チャイルド用品
④ 自動車メーカー向け純正用品
⑤ ルーフキャリア、ルーフBOX、ロッドホルダー
⑥ タイヤチェーン
⑦ 芳香剤(Sai、BLANG)
⑧ ケミカル類、消臭剤、エアコンフィルター
⑨ エレクトロニクス製品(エンジンスターター、カーセキュリティ、スマホ関連用品)
⑩ ライティング製品(HID、LEDバルブ、ハロゲンバルブ)
⑪ スノーボード、ビンディング、ブーツ

11ジャンルの製品開発と技術研究所には「機械系」「ケミカル系」「繊維系」「エレクトロニクス系」「ソフトウェア系」「光学系」および「知財系」「開発サポート系」の技術者が総勢102名所属しておりますが、市場競争力のある製品をスピーディーに生み出すために体制は年度毎に見直しております。製品開発は「ユーザーニーズ・ウォンツを取り込むこと」を主体に、製品毎にプランナー・デザイナー・エンジニアがそれぞれに関わり合った形で行われ、どの製品ジャンルにおいても競争力の強い製品に仕上げるために「お客様への安全、安心品質の提供」をテーマに「オンリーカーメイトな世界一ものづくり」を目指しております。
一方、当社連結子会社である中国の快美特汽車精品(深セン)有限公司では日本人技術指導者と中国人技術者の総勢36名の体制で、中国国内ならびに日本国内向けの製品開発を行っております。

新製品は「車内小物用品」「芳香剤」「消臭剤」「ケミカル用品」を中心として毎年春と秋に発売しており、当連結会計年度も多数の新製品を発売いたしました。「車内小物用品」では車種専用用品が好評を博しておりますが、新車販売動向から軽・トールワゴン車向け製品も新たに発売し車種専用シリーズの拡充をはかりました。「ワイパー」においては純正のデザイン系ワイパーとゴムの互換性がある雨用シリコン撥水ワイパー「VUシリーズ(エアロブレード)」を発売いたしました。「ケミカル」においては新開発のガラス系ポリマーをムース状に仕上げ、今までにないコーティング剤「ムース・ワン」を発売いたしました。泡がボディの汚れを除去しながらコーティング皮膜を形成し、洗車からコーティングまでを1本で賄え、より深い艶と高い撥水性を実現し好評を博しています。「エレクトロニクス製品」のエンジンスターターにおいてはブルートゥース機能を活用し、スマートフォンでエンジンのスタートをリモコン操作する新商品「BT9000」を発売いたしました。「ライティング製品」においては当社独自のシェードレス構造により6000K以上の色温度でも充分な明るさのあるH4タイプのハロゲンバルブ「ブルーフォーカスシリーズ」を発売いたしました。また、当社独自構造により純正ハロゲン球に対して150%の明るさを有し型式認定基準をクリアする配光のフォグランプ用LED「X-Focus シリーズ」を2014年春に発売いたしました。

「ルーフキャリア」「チャイルドシート」「スノーボード用ビンディング」は、国内市場に留まらずグローバル戦略製品と位置付けております。これらの製品は海外営業と一体になった開発を進めており、「ルーフキャリア」においてはベースキャリアの新製品開発に取り組みました。従来のスチール製の角パイプからアルミ製のエアロフォルムのデザインで、クルマとの一体感を実現。世界市場に向けて競争力の高い製品に仕上がり2014年春にアメリカにおいて先行発売を行いました。「チャイルドシート」においては中国の法制化対応を進めており「サラット3ステップ」と「サラットクルーズ」においてGB(中国国家標準)を取得しGB認証品として中国国内で発売中です。

技術研究所ではアプリ・スマホ連携機器・ロボット開発を中心に研究を行っております。スマホ向け(iPhone、Android)のドライブ支援アプリ「DriveMateシリーズ」においては「ドラレコと前方認識とナビ」を同時に行うARナビゲーション「DriveMate +NAVI」を発売いたしました。また、自動車保険会社向けの安全運転サポートアプリである「Safety Sight」への技術提供を継続しており、バージョンアップや海外版の対応も行っております。一方、大分県警察本部と共同開発した安全運転支援アプリ「ドラさぽ」については更なる改良のための共同研究を開始しました。また、ロボット関係では、東京モーターショーにて次世代の車載装置の提案展示を行いました。

特許や実用新案の出願も積極的に進めており、当連結会計年度における出願件数は26件(国内22件、海外4件)、登録済み件数は87件(国内76件、海外11件)です。なお、意匠並びに商標の登録件数は684件(国内430件、海外254件 )です。

2011年度から設置を進めておりましたチャイルドシート衝突試験機は、ECE認証テスト全てを行える体制が整い、2013年7月には当該設備を使用して「サラットクルーズ」の国交省によるECE認証を取得いたしました。自社設備を使用してのECE認証取得は日本初のケースです。さらに、より条件の厳しい国内外のアセスメントテストを見据えることで世界最高レベルの安全性を有するチャイルドシートづくりを進めており、2014年1月に国土交通省より発表された「新安全基準」取得のための設備も順次導入中です。

当連結会計年度における研究開発費の実績は、車関連事業で1,245,276千円、アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業で42,135千円、合計1,287,412千円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02223] S1002BEK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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