有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100230A
株式会社タツミ 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社の研究開発は、技術部が担当しており、基幹技術の冷間圧造及び転造加工の歩留まりを追及した工法開発、金型開発及び二次加工(切削加工・研削加工等)の高品質・高精度・生産性向上を目的とした工程と専用機の開発を行っております。
また、市場開発に挑戦すべく固有技術を磨き、さまざまな加工技術の研究開発を行っております。
(1) 4輪電装部品(走行制御アクチュエータ)『熱鍛素材の導入と高精度多条ねじ工法の適用拡大』
北米13年モデル車に世界初の後輪独立操舵システムの基幹部品として採用された、当社の高精度多条ねじの加工技術と組立精度保証方法は、昨年、第2世代への搭載に向けた開発の引合いを受け、受注に至りましたが、今年、メキシコの関係会社への生産ラインの構築が完了し、技術移転を経て、本格的な量産に入ります。
搭載される車両は、北米15年モデル車となっており、数量は第1世代の月産3千個から、この第2世代では14千個に拡大が見込まれております。
(2) 4輪ブレーキ部品(ディスクブレーキ)『高歩留り、圧造工法の開発』
対象となるブレーキ部品の製造工程における深穴の加工方法について、昨年、従来のトレンドである切削による加工法案を打破し、高歩留りと大幅な生産性の向上を追求した圧造による加工方法を開発し、現在、量産に向けた対応課題の見極め中です。
本技術開発に関しては、特許取得に向け特許庁へ申請し、審査請求が受理され、また、「栃木県2013年度ものづくり技術強化助成金に係る事業計画」の対象テーマとしても申請し、審査の結果、開発内容が採択されました。
(3) 海外生産の拡大
(メキシコ)
対象となる4輪ブレーキ部品は、海外の需要に対し、北米のお客様向けに、メキシコの関係会社にて、昨年 初頭より月産750千個体制で生産を開始しておりましたが、現地での需要増加に伴い、昨年10月より1,000千個体制へ生産能力を増強いたしました。
また、同関係会社は、今年の2月に5段圧造機の増設し、基幹となる圧造品の生産能力を増強、従来、日供していた圧造ブランクを現地生産化することで、圧造~後加工、完成品までの一貫生産化が拡大し、コスト競争力の向上とともに、今後の受注拡大に対応してまいります。
(インドネシア)
アジア地区での最初の海外生産拠点となる子会社ピーティータツミインドネシアは、今年の10月から操業開始を予定しており、9月のライン構築完了を目標に準備を進めております。
今年度は、海外での生産を考慮した圧造工法及び生産工程の開発、また、現地での調達性を考慮した材料仕様の開発と見極めを重点に取り組んでまいります。
なお、当事業年度の研究開発費の総額は、94,414千円となっております。
(当社は単一の事業セグメントにより構成されているため、研究開発活動の状況及び研究開発費の金額についてセグメントに関連付けて記すことはしておりません。)
また、市場開発に挑戦すべく固有技術を磨き、さまざまな加工技術の研究開発を行っております。
(1) 4輪電装部品(走行制御アクチュエータ)『熱鍛素材の導入と高精度多条ねじ工法の適用拡大』
北米13年モデル車に世界初の後輪独立操舵システムの基幹部品として採用された、当社の高精度多条ねじの加工技術と組立精度保証方法は、昨年、第2世代への搭載に向けた開発の引合いを受け、受注に至りましたが、今年、メキシコの関係会社への生産ラインの構築が完了し、技術移転を経て、本格的な量産に入ります。
搭載される車両は、北米15年モデル車となっており、数量は第1世代の月産3千個から、この第2世代では14千個に拡大が見込まれております。
(2) 4輪ブレーキ部品(ディスクブレーキ)『高歩留り、圧造工法の開発』
対象となるブレーキ部品の製造工程における深穴の加工方法について、昨年、従来のトレンドである切削による加工法案を打破し、高歩留りと大幅な生産性の向上を追求した圧造による加工方法を開発し、現在、量産に向けた対応課題の見極め中です。
本技術開発に関しては、特許取得に向け特許庁へ申請し、審査請求が受理され、また、「栃木県2013年度ものづくり技術強化助成金に係る事業計画」の対象テーマとしても申請し、審査の結果、開発内容が採択されました。
(3) 海外生産の拡大
(メキシコ)
対象となる4輪ブレーキ部品は、海外の需要に対し、北米のお客様向けに、メキシコの関係会社にて、昨年 初頭より月産750千個体制で生産を開始しておりましたが、現地での需要増加に伴い、昨年10月より1,000千個体制へ生産能力を増強いたしました。
また、同関係会社は、今年の2月に5段圧造機の増設し、基幹となる圧造品の生産能力を増強、従来、日供していた圧造ブランクを現地生産化することで、圧造~後加工、完成品までの一貫生産化が拡大し、コスト競争力の向上とともに、今後の受注拡大に対応してまいります。
(インドネシア)
アジア地区での最初の海外生産拠点となる子会社ピーティータツミインドネシアは、今年の10月から操業開始を予定しており、9月のライン構築完了を目標に準備を進めております。
今年度は、海外での生産を考慮した圧造工法及び生産工程の開発、また、現地での調達性を考慮した材料仕様の開発と見極めを重点に取り組んでまいります。
なお、当事業年度の研究開発費の総額は、94,414千円となっております。
(当社は単一の事業セグメントにより構成されているため、研究開発活動の状況及び研究開発費の金額についてセグメントに関連付けて記すことはしておりません。)
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 経営上の重要な契約等
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02230] S100230A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。