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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022L1

有価証券報告書抜粋 株式会社今仙電機製作所 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、中国・新興国において成長に陰りが見られましたが、米国では民間需要が堅調に推移し景気は緩やかに回復をいたしました。国内におきましては、政府の金融緩和策や経済対策により円安や株価上昇が進み、輸出産業を中心に企業収益の改善の下、設備投資の増加が見られるなど景気は回復基調に推移いたしました。
当社グループが関連する自動車業界におきましては、自動車生産は北米における受注の増加や中国市場の回復により堅調に推移いたしました。国内におきましては、年度前半にはエコカー減税終了の反動により販売台数が低迷したものの、年度中盤以降、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要により、生産台数は昨年度を上回る結果となりました。
このような経営環境の中で当社グループにおきましては、中期経営計画である「Dream2020」フェーズ1の重点
展開方針に沿った活動を展開してまいりました。
グローバルでの経営基盤の強化といたしまして4月にグローバル経営企画部門を新たに設置いたしました。自動
車業界の海外シフトに対応できるようグローバルでの最適な供給体制の構築及び生産レイアウトを検討することを
目的としております。
また、グローバルでの生産拠点の拡充につきましては、労働コストの優位性及び最適調達の推進による北米事業
の採算改善、中南米域におけるビジネス拡大を目的として一昨年メキシコに設立した「イマセン メキシコ テクノ
ロジー エス エー デ シー ブイ」は、2014年2月に操業を開始いたしております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高につきましては、自動車部品関連事業における海外での受注が好調に推
移したことから110,265百万円(前期比28.0%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は、4,658百万
円(前期比65.7%増)、経常利益は、為替差益などにより6,104百万円(前期比69.1%増)、当期純利益は、4,680
百万円(前期比165.7%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
(a) 自動車部品関連事業
タイ、中国などのアジア及び北米での受注が増加したことにより、売上高は105,982百万円(前期比29.9%増)、
営業利益は4,564百万円(前期比61.5%増)となりました。

(b) ワイヤーハーネス関連事業
航空機関連向けの受注が増加したことにより、売上高は2,802百万円(前期比10.9%増)、営業利益は59百万円
(前期は84百万円の損失)となりました。

(c) 福祉機器関連事業
電動車いすの受注が減少したことから、売上高は1,097百万円(前期比1.2%減)、営業利益は26百万円(前期比
63.9%減)となりました。

(d) 自動車販売関連事業
自動車販売関連事業を営む名北三菱自動車販売株式会社(2013年10月1日付で名北自動車株式会社に商号変更。
以下、「名北自動車」という。)は、名北自動車が行う三菱自動車のディーラー事業を会社分割し、2013年10月1
日をもって隣接地域の三菱自動車ディーラーである中部三菱自動車販売株式会社に譲渡、承継いたしました。
会社分割後の名北自動車は、2013年12月18日開催の臨時株主総会において解散を決議し、現在清算手続中であり
ます。
売上高は383百万円(前期比57.4%減)、営業損失は4百万円(前期は16百万円の損失)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度において営業活動の結果増加した資金は、主に税金等調整前当期純利益、減価償却費、仕入債務の増加により、8,462百万円(前期比16.6%増)となりました。
投資活動に使用した資金は、主に有形固定資産の取得により、6,108百万円(前期比0.7%減)となりました。
財務活動の結果減少した資金は、主に長期借入れによる収入及びリース債務の返済による支出により、183百万円(前期は759百万円の増加)となりました。
この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は10,458百万円と前連結会計年度末に比べ2,885百万円の増加となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、8,462百万円の増加となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益が6,607百万円、減価償却費が5,208百万円、仕入債務の増加額が1,394百万円であったのに対し、売掛債権の増加額が2,855百万円、法人税等の支払額が1,150百万円であったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、6,108百万円の減少となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出が5,814百万円であったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、183百万円の減少となりました。これは主として、短期借入金が975百万円の純増、長期借入れによる収入が2,350百万円であったのに対し、長期借入金の返済による支出が1,566百万円、リース債務の返済による支出が1,474百万円であったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02231] S10022L1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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