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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027B8

有価証券報告書抜粋 株式会社ムロコーポレーション 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、米国では緩やかな景気回復が続き、欧州では景気底打ちから回復の兆しが見られるようになるなど、先進国では堅調に推移しました。一方、中国やインド、タイなどの新興国では、景気刺激策の終了に伴う需要の縮小や内政問題による混乱などもあり、低調に推移しました。ただ、新興国では中国の新車年間販売台数が2千万台を超えるなど、低調ながらも全体としては改善傾向で推移してきております。
他方国内経済は、上期までは前期下期の流れを受けて低調に推移しましたが、下期からは景況感改善に伴う消費刺激と消費税増税前の駆け込み需要が重なり、建設費をはじめ物価が上昇し、建設業やサービス業を中心に労働力不足感が顕著になり、近年にない好況感の中で推移しました。
当社グループ(当社及び連結子会社)の主要取引先であります自動車業界の当連結会計年度の状況は、国内販売台数は下半期から本格的となりました消費税増税に伴う駆け込み需要もあって5,692千台(前連結会計年度比9.2%増)と2年連続で9%強の増加となり、輸出台数は4,632千台(前連結会計年度比0.6%減)と円安基調にもかかわらず減少し、結果国内生産台数は9,912千台(前連結会計年度比3.8%増)と2年連続で3%強の増加となりました。
このような状況の中、当社グループの連結売上高は16,646百万円(前連結会計年度比8.6%増)となりました。消費税増税前の駆け込み需要により増産基調となった完成車メーカーや部品メーカーからの受注が伸び、前連結会計年度の売上高を上回りました。損益につきましては、営業利益は電力費やガス代等のインフラコストや消耗品費や運搬費等の経費が増加するも売上高の伸びにより補い1,127百万円(前連結会計年度比17.6%増)と増益、経常利益は円安による為替差益もあり1,243百万円(前連結会計年度比1.6%増)と前年度より若干増益にはなりましたが、当期純利益は北米子会社ムロテック オハイオ コーポレーションの業績悪化に伴う繰延税金資産の取り崩しが影響して646百万円(前連結会計年度比16.7%減)と減益となりました。

当連結会計年度におけるセグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 車輌関連部品事業
当連結会計年度におきましては、下期の消費税増税前の駆け込み需要に伴う増産により、国内の完成車メーカーや部品メーカー向けの受注が好調に推移し、また北米も好調に推移した結果、当事業の売上高は15,873百万円(前連結会計年度比8.0%増)と増収となりました。
② その他
当連結会計年度におきましては、特に北米市場の消費が回復し、主要販売製品の連続ねじ締め機等の売上高が増加、その他の売上高は772百万円(前連結会計年度比22.6%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益、減価償却費や長期借入れによる収入などの資金の増加があったものの、長期借入金の返済による支出や有形固定資産の取得による支出などがあり、当連結会計年度末には3,559百万円(前連結会計年度末比2.9%減)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は1,247百万円(前連結会計年度比0.5%増)となりました。これは法人税等の支払額311百万円、売上債権の増加額216百万円、仕入債務の減少額172百万円などの資金の流出があったものの、税金等調整前当期純利益1,298百万円、減価償却費965百万円などの資金の流入があったことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は1,645百万円(前連結会計年度比1.0%増)となりました。これは定期預金の払戻による収入165百万円や投資有価証券の売却による収入72百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出1,527百万円、定期預金の預入による支出184百万円、無形固定資産の取得による支出42百万円や投資有価証券の取得による支出10百万円などの資金の流出があったことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は236百万円(前連結会計年度は443百万円の使用)となりました。これは配当金の支払による支出123百万円や長期借入金の返済による支出107百万円、リース債務の返済による支出18百万円があったものの、長期借入れによる収入485百万円があったことによります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02234] S10027B8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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