株式会社エッチ・ケー・エス 研究開発活動 (2014年8月期)

当社グループは、エンジン技術をベースとして、多様化、高度化する顧客ニーズに応えうる製品を提供していくことを基本方針にして研究開発に取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は877百万円となりました。
なお、当連結会計期間における主な成果としては、以下のようなものがあります。
ターボ・スーパーチャージャー関連製品では、86&BRZに当社オリジナル設計の内製スーパーチャージャーを組込み、出力35%アップを実現した「GTスーパーチャージャーシステム」を発売。
スロットル周りの配管変更やインタークーラーの大型化等により、300psオーバーを狙える仕様にリニューアルいたしました。
マフラー関連製品では、静粛性確保と高出力対応を両立した「2sxマフラー」を発売。
専用コントローラーで切り替えバルブを制御し、最適な流路に切り替えることで、高出力に対応した低排圧と低回転域での静粛性を両立しました。
サスペンション関連製品では、究極のストリートダンパーを開発テーマにしたMaxⅣを、スポーツ走行にも対応させたモデル「MaxⅣSP」を発売。
使う部品や内部構造について、細部を見直し、ドライバーの直感に訴えるストレートなフィーリングを実現しました。
電子関連製品では、iOSとAndroidの両方に対応させたマルチBluetooth機器「OB-LINK TYPE-001」を発売。
車両のOBDⅡコネクタに接続するだけで、追加メータ、ロガー、故障診断機、車両メンテンス管理が可能となります。