シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002454

有価証券報告書抜粋 田中精密工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新興国の経済成長の鈍化など海外経済の先行き懸念はありましたものの、政府による経済政策や日銀による金融緩和の効果により円安・株高が進行し、企業収益の改善や個人消費が持ち直すなど景気は緩やかな回復基調が続きました。
主要取引先である自動車業界は、国内における新型車投入・モデルチェンジ効果や本年4月からの消費税率引き上げを控えた駆け込みによる生産台数の増加、米国市場の回復などにより国内外共に概ね好調に推移いたしました。一方、自動車部品業界におきましては、国内販売車種構成の変化及び顧客の現地調達化に合わせた生産の海外シフトが引き続き加速しております。
このような状況にあって当社グループは、”グローバルステージにおける競争力の抜本改革”の実現に向け、第12次中期(2015年3月期~2017年3月期)のプレ展開として、「攻めの合理化」を掲げ、生産/管理の合理化、合理的な開発、インド・ベトナムにおける新拠点の合理的立上げを目指し、重点施策に取り組んできました。
当連結会計年度の業績は、売上高につきましては、日本国内の減少はみられましたものの、米国における北米生産の回復や円安に伴う為替換算の影響等により、51,648百万円(前期比9.5%増)となり、損益につきましては、国内アロケーションの実施に伴う費用、海外新拠点の立上げ費用、設備費や国内における退職給付費用の増加等はありましたものの、諸費用の削減に取り組み、営業利益1,732百万円(前期比7.6%減)、経常利益1,549百万円(前期比5.3%減)となり、212百万円の当期純利益(前期は11百万円の当期純損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 日本
売上高につきましては、自動車部品製造事業において、シンクロナイザーリングの増加はありましたものの、ロッカーアームをはじめとする4輪主要部品の減少により、22,369百万円(前期比1.5%減)となりました。利益につきましては、509百万円のセグメント損失(前期は395百万円のセグメント損失)となりました。
② 米国
売上高につきましては、顧客の北米生産の回復に伴うロッカーアームの増加や為替換算影響により、20,571百万円(前期比19.6%増)となり、1,959百万円のセグメント利益(前期比33.7%増)となりました。
③ タイ
売上高につきましては、アセアン地域の景気減速影響による落ち込みはありましたが、4輪主要部品の増加や為替換算影響により、8,549百万円(前期比17.7%増)となり、419百万円のセグメント利益(前期比11.0%増)となりました。
④ インド
売上高につきましては、2013年6月より顧客への納入を開始しており、157百万円となりました。量産立上げ費用等により583百万円のセグメント損失(前期は167百万円のセグメント損失)となりました。
⑤ ベトナム
ベトナムにつきましては、2014年2月からの生産開始のため、売上が発生しておりませんが、設立費用および設備費用等により162百万円のセグメント損失となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度と比較して331百万円増加し、当連結会計年度末には4,724百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は6,597百万円(前期比48.7%増)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益1,566百万円、減価償却費4,564百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5,859百万円(前期比15.0%増)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出5,344百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は771百万円(前期は419百万円の収入)となりました。主な内訳は、長期借入金返済による支出3,479百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02241] S1002454)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。