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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024J7

有価証券報告書抜粋 GMB株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における経済状況は、わが国においては、円高修正による企業業績の回復や個人消費の改善など、緩やかな景気回復基調となりました。海外においては、米国や欧州の景気が回復基調となった一方で、中国やインドなどの新興国における経済成長が鈍化するなど、世界的な景気の不透明感が続いております。また、自動車業界においては、アジア、北米市場などの需要が堅調に推移いたしました。
このような環境の中、当社グループにおいては、韓国・中国における新車用部品の販売が順調に推移するとともに、海外補修用市場における販売は円高修正により回復基調となりました。また、海外拠点の人件費の増加、為替相場変動によるアジア生産拠点の輸出採算悪化や日本における輸入コストの上昇、販売経費の増加などに対し、新車用・補修用両市場において取扱製品の増加や販路拡大による一層の販売拡大とコスト競争力の強化などに努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高が58,663百万円(前年同期比27.2%増)、営業利益は2,111百万円(同61.4%増)となり、経常利益は2,251百万円(同51.8%増)、当期純利益は881百万円(同111.7%増)となりました。
主要な品目分類別の販売状況を説明しますと、次のとおりであります。
駆動・伝達及び操縦装置部品部門は、韓国および中国新車用部品市場におけるバルブスプール、ピニオンシャフト、等速ジョイントや欧州・中東向けのユニバーサルジョイントの販売が増加したことなどにより、売上高は32,954百万円(前年同期比33.1%増)となりました。
エンジン部品部門は、米国、中東、東南アジアなどの海外補修用部品市場におけるウォーターポンプの販売回復などにより、売上高は13,588百万円(同18.3%増)となりました。
ベアリング部門は、米国補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングの販売回復などにより、売上高は11,918百万円(同22.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 日本
海外補修用部品の輸出が回復したことなどの結果、売上高12,891百万円(前年同期比16.2%増)、セグメント利益62百万円(前年同期は10百万円の損失)となりました。
② 米国
連結子会社のGMB NORTH AMERICA INC.において補修用ウォーターポンプやテンショナー・アイドラー・ベアリングの販売が増加したことなどの結果、売上高6,031百万円(前年同期比24.4%増)、セグメント利益94百万円(同45.2%増)となりました。
③ 韓国
連結子会社のGMB KOREA CORP.において韓国自動車メーカーや系列部品メーカー向けにバルブスプールや等速ジョイントなどの新車用部品の販売が増加したことに加え、調達と生産の効率化によるコスト削減を進め、人件費や減価償却費などの固定費や研究開発費の増加を吸収することができた結果、売上高37,143百万円(同30.5%増)、セグメント利益2,017百万円(同83.5%増)となりました。
④ 中国
連結子会社2社の製造拠点と新たに調達・物流拠点として設立した新会社において、中国国内向けのウォーターポンプや等速ジョイントの販売が増加するとともに、人件費や販売経費の増加に対して、調達や生産の効率化を進めたことなどの結果、売上高2,283百万円(同60.9%増)、セグメント利益92百万円(同1,070.5%増)となりました。
⑤ タイ
タイ国内向けサスペンションの販売が順調に推移する一方で、為替相場がバーツ高となったことにより輸出採算が悪化するなどした結果、売上高416百万円(同10.5%増)、セグメント損失11百万円(前年同期は101百万円の利益)となりました。


(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が2,262百万円(前年同期比116.5%増)、仕入債務の増加額が860百万円(前年同期は488百万円の減少)となるなど収入が増加するなか、たな卸資産の増加額が673百万円(前年同期は900百万円の減少)、有形固定資産の取得による支出が3,164百万円(前年同期比8.5%増)となるなどした結果、期末残高は1,681百万円増加して5,018百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4,213百万円(前年同期比301.0%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が2,262百万円(同116.5%増)、仕入債務の増加額が860百万円(前年同期は488百万円の減少)、たな卸資産の増加額が673百万円(前年同期は900百万円の減少)、為替差益が557百万円(前年同期比80.5%増)となったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3,385百万円(同10.1%増)となりました。これは主に、設備投資による有形固定資産の取得による支出が3,164百万円(同8.5%増)となったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は288百万円(同89.4%減)となりました。これは主に、少数株主からの払込による収入がなかったこと、短期・長期借入金、社債、リースによる資金調達額が590百万円(同68.9%減)となったことなどによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02247] S10024J7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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