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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BTJ

有価証券報告書抜粋 フクダ電子株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの主力製品は、心臓や血管、肺などの呼吸・循環器系疾患の検査・診断及び治療等に使用される機器であります。
その中で研究開発活動の中心は、創業以来、研究開発を積み重ねてきた心電計を中核とする心電図関連機器をはじめ、各種生体情報モニタ、超音波診断装置、除細動器、さらに酸素濃縮器などがあります。また、これらの機器とともに使用される電極、センサー類も重要な製品であります。
当社の研究開発活動は、従来より「社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて、医学の進歩に寄与する」との経営理念に沿って、また、「ユーザーニーズへの適合」を常に念頭において取組んでまいりました。今後は一層その理念の追求に努めます。さらに、顧客満足度の限りない向上と“医療と健康をつなぐテクノロジー”を旗印に掲げ、研究開発体制の体質改善に図り、新技術の確立とタイムリーな新製品の市場投入に努め、経営基盤のさらなる強化につなげていく所存です。
なお、当連結会計年度の研究開発費は35億91百万円(売上高の3.3%)で、主要な内訳は次のとおりです。
生体検査装置部門 15億71百万円
生体情報モニタ部門 13億5百万円
治療装置部門 7億14百万円

開発成果として、生体検査装置部門では、大画面で見やすい高機能・高性能なフラット型心電計を発売しました。大型の画面に12誘導同位相表示が可能で、高い解析精度はもちろん、多様化する検査スタイルに応える検査登録機能や、多彩なレポートフォーマット、心電図検査をサポートするガイド機能等の特徴を備えています。また、ディスプレイ付防水タイプではクラス最小のデジタルホルタ記録器に加え、最大8人を同時リハビリ可能な心臓リハビリテーションマネージメントシステムも発売しました。超音波診断装置は2機種を発売し、バッテリ駆動可能な小型タイプはミドルクラス同等の機能・性能を有し、USBメモリにも画像保存できます。更に、画質を飛躍的に向上させ、新機能を搭載した小型超音波診断装置では、データマネージメントシステム搭載しています。
生体情報モニタ部門では、大型ワイド液晶のハイエンドセントラルモニタ、携帯型ベッドサイドモニタを発売し、ラインアップを拡充しました。これにより、ベッドサイド、セントラルでの視認性、操作性が統一され、誤認識や誤操作を防止することができます。また、新型テレメータ受信機ではメモリ機能を搭載しており、簡易搬送用モニタ、一般病棟やリハビリ時のスポットチェッカーとして新たな提案を実現しました。システム開発においては、先期に引き続いて病院の各臨床部門間のデータシームレス連携のための研究開発も同時に行いました。これら研究開発により、医療機関の各臨床部門により適した幅広いシステム提案が可能となり、業務の効率化と安全・安心確保のお役に立てると考えております。
治療装置部門では、5L/minクラスでは業界トップクラスの小型軽量な酸素濃縮装置を発売しました。データ通信機能を標準装備し、誤動作防止のための酸素流量上限値設定機能、音声ガイダンス機能、フィルタ自動掃除機能などの特徴を備えています。また、時間内歩行試験に特化したパルスオキシメータも発売しました。タブレットPC端末と通信することで、歩行試験中に各種バイタルデータを確認することができます。
研究分野においては、生体検査装置部門、生体情報モニタ部門、治療装置部門、消耗品等部門のいずれにおいても、担当分野の基礎研究、要素技術開発に取組んでおり、今後の更なる新製品開発の基盤作りに努めております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02304] S1002BTJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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