有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100297H
エスペック株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社では研究開発活動としてコア技術である環境創造技術の深耕と計測技術やメカトロ技術との組合せにより、新たな環境試験器・通信ネットワークシステムの開発、植物工場の開発、環境試験器を用いた信頼性評価技術・新素材の評価技術の研究、省エネルギー・脱フロン・製品リサイクルといった環境負荷低減技術の開発を行っております。当連結会計年度における研究開発費は951百万円であり、事業セグメント別研究開発活動の成果および研究開発費は次のとおりであります。
装置事業
① 主力製品の一つであるベンチトップタイプの小型環境試験器をモデルチェンジしました。試料へのアクセスや天面の活用を容易にするとともに、配線などの収納スペースの確保や、機能を追加した架台のラインナップ、計測器連動機能の標準装備などを行いました。また、LAN接続を標準装備し、ブラウザによる遠隔モニター・操作やWi-Fi機能内蔵によるPC・タブレットからのワイヤレス接続、アラームや試験終了などのE-mail通知が可能になりました。
② 医薬品の品質確認のために行われている長期間の温湿度試験「安定性試験」において、既存の安定性試験器をモデルチェンジするとともに、より高性能なハイグレードタイプを追加しました。さらに部屋タイプの安定性試験室を新たに開発しました。国際基準に基づき厚生労働省が定めた試験条件を満たしており、精度の高い試験を行うことが可能です。また、ハイグレードタイプの安定性試験器と安定性試験室は、より厳しい試験条件をクリアしています。
③ 車載用二次電池の安全性を評価する安全性試験装置として、国際試験規格に適合した外部短絡試験装置や釘刺し・圧壊試験装置を開発しました。また、これら車載用二次電池の信頼性評価に関する研究成果について、フランスで開催された車載用二次電池の国際シンポジウム「AABC(Advanced Automotive Battery Conference Europe 2013)」で発表しました。
④ ポルトガルで開催された温度・湿度の国際学会「Tempmeko 2013」において、新原理の湿度センサ(相変化熱平衡式湿度計)について独立行政法人 産業技術総合研究所と共同発表しました。湿度測定に使用するウィックを用いずに長時間、高精度で測定できるよう原理から製品化まで研究しています。
⑤ 独立行政法人 産業技術総合研究所(太陽光発電研究センター)の主催する第Ⅱ期 高信頼性太陽電池モジュール開発・評価コンソーシアムに継続参加しました。モジュールメーカー・化学部材メーカーや製造装置メーカーなどとともに、太陽光発電のコスト低減に向けた太陽電池モジュールの信頼性向上・長寿命化(特に、基盤技術となる加速試験方法の開発)に取り組みました。
⑥ 太陽電池モジュール信頼性試験の国際標準化に向けた太陽電池モジュール信頼性国際基準認証タスクフォースに参画し、関連機関・企業などともに次期試験規格の立案に取り組みました。また、これらの成果を、太陽電池モジュール信頼性国際基準認証フォーラムや他の国際会議などで報告いたしました。
当事業における研究開発費の金額は、800百万円であります。
サービス事業
① 当社製品をはじめとする周辺機器(計測器・Webカメラ)を、集中遠隔監視ができるWeb統合管理システムを開発いたしました。イントラネットを使用し、離れた事業所の試験器も、パソコン上でそれぞれの機器の運転状況やスケジューリングなど一括管理が行えます。
② オンライン警報システム「エスペックオンラインサポート」を開発いたしました。試験中の装置に異常が発生した場合、ネットワークを介して警報E-mailが自動的に当社に送信され、警報内容を解析したうえで、当社より適切な対処方法を連絡するサービスです。これにより装置の早期復旧が可能になりました。
当事業における研究開発費の金額は、132百万円であります。
その他事業
その他事業においては、18百万円の研究開発費を支出しております。
装置事業
① 主力製品の一つであるベンチトップタイプの小型環境試験器をモデルチェンジしました。試料へのアクセスや天面の活用を容易にするとともに、配線などの収納スペースの確保や、機能を追加した架台のラインナップ、計測器連動機能の標準装備などを行いました。また、LAN接続を標準装備し、ブラウザによる遠隔モニター・操作やWi-Fi機能内蔵によるPC・タブレットからのワイヤレス接続、アラームや試験終了などのE-mail通知が可能になりました。
② 医薬品の品質確認のために行われている長期間の温湿度試験「安定性試験」において、既存の安定性試験器をモデルチェンジするとともに、より高性能なハイグレードタイプを追加しました。さらに部屋タイプの安定性試験室を新たに開発しました。国際基準に基づき厚生労働省が定めた試験条件を満たしており、精度の高い試験を行うことが可能です。また、ハイグレードタイプの安定性試験器と安定性試験室は、より厳しい試験条件をクリアしています。
③ 車載用二次電池の安全性を評価する安全性試験装置として、国際試験規格に適合した外部短絡試験装置や釘刺し・圧壊試験装置を開発しました。また、これら車載用二次電池の信頼性評価に関する研究成果について、フランスで開催された車載用二次電池の国際シンポジウム「AABC(Advanced Automotive Battery Conference Europe 2013)」で発表しました。
④ ポルトガルで開催された温度・湿度の国際学会「Tempmeko 2013」において、新原理の湿度センサ(相変化熱平衡式湿度計)について独立行政法人 産業技術総合研究所と共同発表しました。湿度測定に使用するウィックを用いずに長時間、高精度で測定できるよう原理から製品化まで研究しています。
⑤ 独立行政法人 産業技術総合研究所(太陽光発電研究センター)の主催する第Ⅱ期 高信頼性太陽電池モジュール開発・評価コンソーシアムに継続参加しました。モジュールメーカー・化学部材メーカーや製造装置メーカーなどとともに、太陽光発電のコスト低減に向けた太陽電池モジュールの信頼性向上・長寿命化(特に、基盤技術となる加速試験方法の開発)に取り組みました。
⑥ 太陽電池モジュール信頼性試験の国際標準化に向けた太陽電池モジュール信頼性国際基準認証タスクフォースに参画し、関連機関・企業などともに次期試験規格の立案に取り組みました。また、これらの成果を、太陽電池モジュール信頼性国際基準認証フォーラムや他の国際会議などで報告いたしました。
当事業における研究開発費の金額は、800百万円であります。
サービス事業
① 当社製品をはじめとする周辺機器(計測器・Webカメラ)を、集中遠隔監視ができるWeb統合管理システムを開発いたしました。イントラネットを使用し、離れた事業所の試験器も、パソコン上でそれぞれの機器の運転状況やスケジューリングなど一括管理が行えます。
② オンライン警報システム「エスペックオンラインサポート」を開発いたしました。試験中の装置に異常が発生した場合、ネットワークを介して警報E-mailが自動的に当社に送信され、警報内容を解析したうえで、当社より適切な対処方法を連絡するサービスです。これにより装置の早期復旧が可能になりました。
当事業における研究開発費の金額は、132百万円であります。
その他事業
その他事業においては、18百万円の研究開発費を支出しております。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02307] S100297H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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