株式会社ホギメディカル 研究開発活動 (2014年3月期)

当社グループでは、当社研究開発部において新製品開発、新規キット部材導入、既存製品改良、新技術の調査研究等の研究開発活動を行っており、市場動向及び市場要望を把握しながら製品開発をすすめております。また、幅広い情報や技術を入手し、分析、統合して開発をすすめるため、外部各機関との共同研究、共同開発を実施しております。
当連結会計年度の研究開発活動につきましては、「オペラマスター」の核となる医療用キット製品の構成内容を拡充するとともに、ANSI/AAMI PB70レベル3に適合し、電子線滅菌可能な手術用ガウンを追加しました。不織布製品については、レベル4適合の「ティガリヤ」シリーズ開発に注力し、各科手術に対応するドレープのラインナップ展開を進めています。その他の製品開発もほぼ計画通り、順調に推移しております。
今後も、病院のニーズ、手術関連学会の調査、薬事行政の動向等をより適確に把握し、コストメリット及び効率性を追求した高度で専門的、且つ使い易い製品の開発にあたる計画であります。
さらに、近年広がりを見せている低侵襲手術に供するための製品開発をはじめ、次世代の柱となる新製品の開発に取り掛かっています。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、生産技術関連も含めて620百万円となっております。
なお、研究開発活動のセグメント情報の記載は、医療用消耗品等の製造・販売の単一事業でありますので省略しております。