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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10032RB

有価証券報告書抜粋 アクモス株式会社 対処すべき課題 (2014年6月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


1.リスクマネージメントに関する課題

当社グループは、情報技術事業において、各種のITソリューション、ITサービスをお客様に提供してまいりました。中でも、電力、交通、通信、医療等の社会インフラや、行政サービスを支えるシステムの開発、設計、構築、運用に関する経験と実績をもっております。今後発生が予測される大規模災害においても、これらの産業や行政に関わるお客様の事業を支え、いつもどんなときも、お客様に安心・安全なサービスを提供するため努めてまいります。 併せて、社員と家族が安心して業務に従事できる環境の整備を進めてまいります。
2.グループ事業全般に関する課題
「私たちアクモスグループはお客様に感動していただけるプロフェッショナルなサービスを提供します。」という経営理念に基づき、一人一人がプロフェッショナルサービスプロバイダーとしての自覚を持ち、お客様の期待値を超えるプロフェッショナルサービス事業を推進し、収益力の向上を図り安定的かつ持続的な配当を実現するため、事業の収益性を高め剰余金の確保に努めます。
内部統制の整備、運用、評価、改善を推進し、適正な財務報告を行える組織体制の整備に努めてまいります。
また、当社は、社会的責任を果たすため、情報セキュリティシステム、個人情報保護など各マネジメントシステムに基づき、コンプライアンスを重視した健全で真摯な企業活動を行います。社会的な責任がある企業として、「私たちにもできる身近な社会貢献」をテーマに、ささやかでも継続して行える社会貢献を果たしてまいります。

事業別の対処すべき課題は、以下のとおりであります。
① ITソリューション事業
ITソリューション事業の各社はいずれも30年以上の経歴があり安定した顧客がある反面、収益力が低下しており、収益力の向上と新規事業の展開による新たな発展が必要となっております。当社では成長分野の取り込み、既存事業の収益力強化、人事制度改革、人事教育戦略の4つのテーマに取り組むため、以下の具体策を実行してまいります。
1.成長分野の取り込み
消防通信指令システムの開発で培った基礎技術(CTI、GIS、タブレット開発)を活用し、消防以外の分野へ連結子会社のASロカス株式会社と連携し「SYMPROBUS」事業を展開してまいります。また、首都圏を中心に大手SIとの協業により、クラウド構築案件の提案を行ってまいります。併せて、Java、Android開発の技術的ニーズが高い首都圏で高付加価値のサービスを展開し、顧客開拓を行います。
2.既存事業の収益力強化
自動車や建設機器メーカーなどへの専門性強化、エンドユーザーとの直接取引へのシフト、原価管理の徹底によるコストマネジメントの強化、運用業務のクラウド化への対応等の施策により既存事業の収益力を強化してまいります。
3.人事制度改革
自己の役割を明確化するとともに、ステージアップの道筋を明確化して社員のモチベーション向上を目指してまいります。
4.人事教育戦略
事業戦略のテーマである「成長」を実現するために、社員がステップアップしていける教育サイクルを確立してまいります。各種研修を継続するとともに、社員のキャリアサポート体制を充実させてまいります。
ASロカス株式会社では、「チャレンジ」をテーマに、新規サービスの提供に挑戦致します。既存製品のバージョンアップと併せて追加機能の提供を行います。また、新規顧客獲得に向けて、エリアパートナーや昭文社とのアライアンスを強化致します。併せて、新規ビジネス開拓に向けて、コンシューマ向けコンテンツサービスの提供を試験的に導入する予定です。
ACMOSソーシングサービス株式会社では、技術者不足と営業範囲が狭く顧客が限られております。技術者を育成して売りとなる分野を育成するとともに、営業力を強化し、新規顧客の獲得を目指してまいります。
② ITサービス事業
株式会社エクスカルが営むIT製品の検証サービス分野においては、主要な対象分野のコンシューマ製品業界の環境変化に対応できず、赤字が続いております。今後の成長分野として、エネルギー・ヘルスケア・医療、産業機器・FAの業種にターゲットを絞り、新たな顧客を開拓してまいります。また既存顧客に対しては、サービスメニューを強化するとともに、他の企業とアライアンスを含め連携を進めてまいります。将来の新規事業の基盤づくりに向けては、事業企画グループを立ち上げ、テーマの発掘と新規サービス事業の検討を行ってまいります。
株式会社ジイズスタッフが営む情報処理サービス分野においては、業務ノウハウの共有を勧めてはおりますが、未だ個人に依存している状態であり、新規に採用した人材の戦力化と、会社全体の業務知識の向上が課題となっております。スキルアップ、マネジメント力アップの教育研修を継続的に実施し、情報共有により個人単位から組織として業務に当たる体制を整えてまいります。営業面では、業務タイプ別のWEBサイトを作成しておりますが、WEB経由での問い合わせが少ない状況となっております。PUSH型の営業と組み合わせて、新規顧客の開拓を進めてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02324] S10032RB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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