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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002FKI

有価証券報告書抜粋 長野計器株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、米国では雇用環境や個人消費が改善し、企業業績も底堅く、景気は回復基調で推移いたしました。政府債務問題を抱える欧州では、総じて景気は持ち直し傾向ではあるものの、その回復テンポは緩慢であり、また、中国をはじめとするアジアでは成長のペースが鈍化いたしました。
一方、わが国経済は、政府・日銀による経済・金融政策等の効果により円安・株高が進み、企業収益の改善や個人消費の持ち直しが徐々に見られてきましたが、世界経済の回復遅れの影響から依然として先行きが不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、米国子会社の米国市場での業績は堅調に推移いたしましたが、国内においては当社グループの計測機器需要に関連する設備投資の動きは、先行きへの慎重な見方から未だ力強さに欠ける状況であり、全般的に需要は低調に推移いたしました。
この結果、対米ドルの為替レートが前年同期に対して約21%の円安になったことに伴う連結での為替換算による増収の影響があり、売上高は407億69百万円(前年同期比11.2%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は11億11百万円(前年同期比22.2%増)、経常利益は為替差益を1億46百万円計上したことなどにより、12億84百万円(前年同期比40.6%増)となりました。また、当期純利益は投資有価証券売却益3億82百万円を特別利益に計上したことにより、12億32百万円(前年同期比206.9%増)となりました。

各事業の売上高は、次のとおりであります。

〔圧力計事業〕
圧力計事業では、米国子会社の売上が堅調に推移したこと及び円安に伴う連結での為替換算の影響により、産業機械業界向、プロセス業界向及びFA空圧機器業界向の売上が増加いたしました。
この結果、圧力計事業の売上高は212億88百万円(前年同期比10.2%増)となりました。

〔圧力センサ事業〕
圧力センサ事業では、需要が低迷していた建設機械用圧力センサは売上が増加し、産業機械業界向及び半導体業界向の売上も増加いたしました。
また、圧力計事業同様に、円安による増収の影響がありました。
この結果、圧力センサ事業の売上高は110億2百万円(前年同期比19.2%増)となりました。

〔計測制御機器事業〕
計測制御機器事業では、自動車・電子部品関連業界向のエアリークテスターの売上は減少いたしましたが、電力業界向の油圧ポンプユニットの売上は増加し、工場生産自動化設備用の空気圧機器の売上は堅調に推移いたしました。
この結果、計測制御機器事業の売上高は44億87百万円(前年同期比2.8%増)となりました。

〔その他事業〕
その他事業では、自動車業界を主要取引先としているダイカスト製品の売上が増加いたしました。
この結果、その他事業の売上高は39億89百万円(前年同期比6.6%増)となりました。


(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は32億59百万円となり、前連結会計年度末30億48百万円に対し、2億11百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は12億84百万円(前年同期は16億23百万円の収入)となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益13億97百万円、減価償却費12億72百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額6億83百万円、たな卸資産の増加額3億37百万円によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は6億45百万円(前年同期は13億6百万円の支出)となりました。
これは主に、生産設備等の有形固定資産の取得による支出8億31百万円によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は6億90百万円(前年同期は4億34百万円の支出)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出(純額)が3億96百万円及び配当金の支払額1億53百万円があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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