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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10032XY

有価証券報告書抜粋 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社 研究開発活動 (2014年6月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の研究開発活動におきましては、研究開発費801百万円(前年同期比102.9%増)を費用計上し、様々な開発テーマに取組んでまいりました。その中で、主要な開発テーマと現在の状況は、以下のとおりであります。

(1) マグトレーション技術による遺伝子抽出とリアルタイムPCRによる遺伝子解析技術を融合した全自動遺伝子解析システム「geneLEAD」の開発
「geneLEAD」とは、サンプルからの遺伝子抽出、PCR前処理、リアルタイムPCRによる遺伝子検出・解析までの一貫自動化を実現したシステムのことであり、当連結会計年度は、フランスのエリテックグループという新たな提携先との交渉が成立し、製品化を前提とした販売契約の締結に至りました。提携先が保有する遺伝子診断薬が搭載可能な仕様とし、製品としての納品を目指しております。今秋より本格販売に至るスケジュールにて開発活動を進めております。
イタリアのディアソリン社から受注した遺伝子測定装置に関しては、本システムで開発した測定技術が活かされております。

(2) BIST技術による免疫検査用の多項目同時測定システム「LuBEA」の開発
ティップ先端のキャピラリー部に、直径1mm程度の反応ビーズを並べて、多項目同時測定を実現した測定デバイスのことを「BIST」と呼んでいます。
「LuBEA」とは、マグトレーション技術を利用した免疫反応コントロールに、BISTによる多項目同時測定を組み合わせた一貫自動化システムのことであり、当連結会計年度は、具体的な測定項目を定め、検証と改良を繰り返してまいりました。今後、免疫反応の測定技術を保有する企業との提携による事業推進を図っていく方針であり、既に、いくつかの有力企業との接触を開始しております。

(3) 小型生化学分析装置「SpeLIA」の開発
「SpeLIA」とは、国内の動物病院をターゲットとして、小動物(イヌ・ネコ)の生化学検査を目的とした小型生化学分析装置のことであります。搭載される試薬も独自の形態であり、自社ブランドで装置及び専用試薬のシステム販売を展開する方針であります。当連結会計年度は、開発の最終段階において発生した不具合の改善に思わぬ時間を要することとなりました。現在、発売に向けた最終段階の開発過程にあります。

(4) 簡易型のDNA自動抽出装置「MagLEAD」の開発
「MagLEAD」とは、ベローズティップを利用した簡易型のDNA自動抽出装置のことであり、従来の装置に比べ、安価な製造が可能な設計となっています。ベローズティップの容量を変えることで、検体量で100μlから7mlの大容量まで対応可能なシステムで、現在、自社ブランドの安価なDNA自動抽出装置としての発売を目指しております。また、次世代のOEM製品としても、いくつかの有力企業との接触も開始しております。
米国アボット社から受注した検体前処理システムに関しては、本システムで開発したベローズティップ技術が活かされております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02338] S10032XY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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