有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003LTP
株式会社エスケーエレクトロニクス 研究開発活動 (2014年9月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループにおける当連結会計年度の研究開発活動は次のとおりであり、研究開発費の総額は3億10百万円であります。
(大型総合フォトマスク事業)
(1) 研究開発の目的及び体制
当社グループでは、大型化、高精細化、多様化が進む大型フォトマスクの顧客ニーズにタイムリーかつ的確に対応することを目的に、当社の研究開発部門である技術部を再編いたしました。これにより的確な顧客要求を迅速に取り入れることが出来る体制が整い、連結子会社である頂正科技股份有限公司とより一層連携し、研究開発を進めて参ります。
(2) 研究開発のテーマ及び成果
当社グループでは、大型、4K化が進むテレビ用液晶パネル及びスマートフォン等の高精細化に対応する中小型液晶、有機ELパネル用の大型フォトマスクの研究、開発に取り組んでおります。
当連結会計年度のテーマについては、高機能TV或いはスマートフォン、タブレット型コンピューター用として高精細、高精度の大型フォトマスクの需要が高まり、微細加工技術、高精度技術の開発に注力すると共に、露光性能を向上する高機能の大型フォトマスクの開発を実施しました。
開発の成果といたしましては、第10世代用工場である滋賀工場、第8世代用フォトマスクの量産工場である京都工場共に、これらの技術を展開した高機能製品を国内外の大手顧客に対して出荷をし、高い評価を得ると共に売上に貢献いたしました。
なお、当連結会計年度における当事業の研究開発費は1億91百万円であります。
(新規事業開発)
当社グループでは、今後も継続的に成長していくための新たな柱となる事業の構築を目指し、主に事業開発室において、新規事業の開発に向けた活動を行っております。
プリンテッドエレクトロニクス事業(以下、PE事業)関連として、各種オフセット印刷用ガラスドライエッチング版の開発を始めとしたPE事業に対する研究開発を進めています。
また、その他にも当社グループの保有する微細加工技術を生かした新規事業の開発を模索し、製品開発を進める一方、外部技術の導入や異業種への参入など幅広い視野での検討を行い、新規事業の研究開発を進めております。
その新たな方向性として2013年度定時株主総会において定款の変更を行いました、ヘルスケア事業への進出に向けた開発にも着手を始め、社内体制を整えると共に「第二種医療機器製造販売業許可」取得により、異事業種への事業展開を加速しています。
なお、当連結会計年度における新規事業開発の研究開発費は1億18百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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