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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001H04

有価証券報告書抜粋 タツモ株式会社 対処すべき課題 (2013年12月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

(1)当社グループの現状の認識について
当社グループの事業は、プロセス機器事業と金型・樹脂成形事業により構成されておりますが、売上高の約80%はプロセス機器事業が占めております。また、プロセス機器事業は、半導体装置・搬送装置・洗浄装置・コーターの4部門になっており、各部門とも市場の設備動向に大きく影響を受ける環境にあります。
プロセス機器事業のなかで、カラーフィルター製造装置に次ぐ新たな事業の柱となる半導体製造装置・洗浄装置の開発は、今後の成長の絶対条件と捉えております。当社グループの中核をなすプロセス機器事業の各種装置の多様化を図ることにより、さらなる売上の拡大と効率化による収益性の向上を実現できるものと考えております。
また、当社グループは3期連続で営業損失を計上するなど、継続的な営業キャッシュ・フローのマイナスとなっております。このような環境のもと、プロセス機器事業の市場動向にいかに対処し業績の安定と利益体質の構築を図ることが重要課題と考えております。

(2)当面の対処すべき課題の内容
当社グループはユーザーの要求する性能の製品を、適切なタイミング、適切な価格で提供することを目指しております。このような機械装置ニーズの多様化や新技術に対処するためには「開発力のスピード」が不可欠となっております。今後の事業展開を考えた場合、当社が手がけるすべての製品に対して「開発力の強化」を重点課題として取り組んでまいります。
その施策として開発ツールの標準化による効率化を図り、設計段階からの抜本的な原価低減を確立し、収益性の改善を行い業績の向上を図ってまいります。当社の独自性のある装置(性能、コスト、サービス)を着実に作り上げることに全力を傾け、顧客ニーズに対応した研究開発に焦点を絞り、その効率を高め将来の収益確保を実践してまいります。さらに当連結会計年度に連結子会社となったアプリシアテクノロジー株式会社と経営資源を相互利用することにより開発を加速化し売上の拡大を図ってまいります。
当社グループは、業績の安定化の課題に取り組むため、べトナムの子会社での部品加工や搬送ロボット、プロセスユニットなどの組立・量産体制を作り上げ、一層のコストダウンを実現することにより、利益を確保してまいります。
加えて、企業価値の向上を図るため、CSR(企業の社会的責任)を重視した経営が不可欠と認識し、コーポレート・ガバナンス並びにその基盤となる内部統制システムのさらなる強化に向けた取組みを推し進め、より透明性の高い経営に努めてまいります。

(3)対処方針
当社グループはユーザーの要求する性能の製品を、適切なタイミング、適切な価格で提供することを目指しております。そのためには、ユーザーのニーズを的確に把握し、製造原価を抑えた製品を納期内に納めることが重要であると考えております。
経営効率を向上させるため、前連結会計年度において組織を大幅に見直し営業部、技術部、製造部の3部制としました。さらに、市場環境に対応すべく、機動的な組織改革を図ってまいります。
また、半導体製造装置やコーターの受注拡大に伴い、開発業務の標準化によるコスト削減とスピード重視により収益性を改善してまいります。さらに、徹底的な経費見直しをするために、海外調達も積極的に行ってまいります。
将来にわたる成長を実現させるための施策として、独自性のある装置(性能、コスト、サービス)を着実に作り上げることに全力を傾け、顧客ニーズに対応し売上高を伸ばしてまいります。さらに、事業を見据えた研究開発に焦点を絞り、その効率を高め将来の収益確保を実践してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02350] S1001H04)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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