有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002C81
メディキット株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、環境が大きく変化する中、多様化、高度化して広汎な範囲にわたる顧客ニーズに応える製品を研究
開発して、価値提供を追及することを基本方針としております。このため情報収集および基礎から応用までの製品化に
わたる研究開発業務を分担し、6課・39名のスタッフにて活動しています。内容は①顧客ニーズの情報収集、②既存製
品の改良、③医療現場で行われている安全対策について医療機器からの提案、④患者のQOL(Quality of Life)へ
の寄与に関する医療機器からの提案、および⑤カテーテル技術応用展開になります。なかでも医療現場で行われている
安全対策について医療機器からの提案である誤刺事故防止機構付き針製品、およびアンギオ・IVR関連の血管内治療
用カテーテル製品の研究開発にウエイトを置いております。このような取り組みによって当連結会計年度の研究開発費
は329,263千円(売上高比率2.3%)となりました。
なお、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、品目区分別に記載しますと次のとおりであります。
人工透析類
新型の誤刺防止安全機構を備えた人工透析用留置針に関する研究開発を行っております。2013年度は、透析現場で数多く使用されている「ハッピーキャスクランプキャス」の使用感を変えずに、血液暴露を最小限とすることをコンセプトとした製品開発を行なっております。また、確実な止血と繰り返しの止血性能を可能にする新しい外套針付きの留置針の開発も併せて進めております。
静脈留置針(麻酔)類
誤刺防止の安全機構と血液暴露防止の止血弁を持つセーフティタイプの静脈留置針マーケットリーダーとして、改善改良に取り組み、次世代の安全留置針の研究開発を行っております。2013年度は「スーパーキャス5」に改良を加え、使い易さと更なる安全性をコンセプトとした製品の開発を行なっております。
アンギオ類
主にカテーテル、およびカテーテルイントロデューサ(シース)の研究開発、ならびに医療現場のニーズに沿った新製品の開発を行っております。当期は、脳血管治療用のガイディングカテーテルとして「8Frガイディングカテーテルハードタイプ」を市場投入しました。頭頸部の血管内治療を行う際に寄与するデバイスになります。また、海外展開用としてガイディングカテーテル(5Fr及び6.5Fr)と導入用シースを融合させたシステムにより、循環器の治療(PCI)をサポートする低侵襲デバイスをコンセプトとした「Meito Masamune」のCEマークを取得しました。2014年度は欧州の基幹施設に対し、輸出を展開し販売を予定しております。
放射線治療用製品として、前立腺癌・肝臓癌に対する高精度放射線治療(画像誘導放射線治療、動体追跡放射線治療等)を行う際に、指標として病変周辺に留置するマーカ(植込み型病変識別マーカ)と専用のイントロデューサを組み合わせたキット製品「金マーカ刺入キット(iGold®)」の改良に取り組んでおります。医療現場からの要望に対応すべく、適用部位の拡大、金マーカの留置を容易にするためのイントロデューサの改良、小径サイズの金マーカ追加について進めております。
また、当社グループでは次世代医療機器開発への新しい取り組みとして、アンジェスMG株式会社、ホソカワミクロン株式会社と血管再狭窄予防を目的とした「薬剤塗布型PTA(注1)バルーンカテーテル(NF-κBデコイオリゴ(注2)コーティング)」に関する共同研究開発を行っています。再狭窄予防という新機能を付加することにより、再度の血管拡張処置までの期間延長や外科的バイパス手術の回避が期待できるため、患者のQOL改善に大きく寄与し、医療経済上も有用な、新しいコンセプトを有する「薬剤塗布型PTAバルーンカテーテル」の製品化を目指しています。
(注1)PTA…バルーンカテーテルを用いて血管のつまりかけている部分を拡げ、血流を改善する治療法です。
(注2)NF-κBデコイオリゴ…炎症を抑える効果のある遺伝子医薬です。
開発して、価値提供を追及することを基本方針としております。このため情報収集および基礎から応用までの製品化に
わたる研究開発業務を分担し、6課・39名のスタッフにて活動しています。内容は①顧客ニーズの情報収集、②既存製
品の改良、③医療現場で行われている安全対策について医療機器からの提案、④患者のQOL(Quality of Life)へ
の寄与に関する医療機器からの提案、および⑤カテーテル技術応用展開になります。なかでも医療現場で行われている
安全対策について医療機器からの提案である誤刺事故防止機構付き針製品、およびアンギオ・IVR関連の血管内治療
用カテーテル製品の研究開発にウエイトを置いております。このような取り組みによって当連結会計年度の研究開発費
は329,263千円(売上高比率2.3%)となりました。
なお、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、品目区分別に記載しますと次のとおりであります。
人工透析類
新型の誤刺防止安全機構を備えた人工透析用留置針に関する研究開発を行っております。2013年度は、透析現場で数多く使用されている「ハッピーキャスクランプキャス」の使用感を変えずに、血液暴露を最小限とすることをコンセプトとした製品開発を行なっております。また、確実な止血と繰り返しの止血性能を可能にする新しい外套針付きの留置針の開発も併せて進めております。
静脈留置針(麻酔)類
誤刺防止の安全機構と血液暴露防止の止血弁を持つセーフティタイプの静脈留置針マーケットリーダーとして、改善改良に取り組み、次世代の安全留置針の研究開発を行っております。2013年度は「スーパーキャス5」に改良を加え、使い易さと更なる安全性をコンセプトとした製品の開発を行なっております。
アンギオ類
主にカテーテル、およびカテーテルイントロデューサ(シース)の研究開発、ならびに医療現場のニーズに沿った新製品の開発を行っております。当期は、脳血管治療用のガイディングカテーテルとして「8Frガイディングカテーテルハードタイプ」を市場投入しました。頭頸部の血管内治療を行う際に寄与するデバイスになります。また、海外展開用としてガイディングカテーテル(5Fr及び6.5Fr)と導入用シースを融合させたシステムにより、循環器の治療(PCI)をサポートする低侵襲デバイスをコンセプトとした「Meito Masamune」のCEマークを取得しました。2014年度は欧州の基幹施設に対し、輸出を展開し販売を予定しております。
放射線治療用製品として、前立腺癌・肝臓癌に対する高精度放射線治療(画像誘導放射線治療、動体追跡放射線治療等)を行う際に、指標として病変周辺に留置するマーカ(植込み型病変識別マーカ)と専用のイントロデューサを組み合わせたキット製品「金マーカ刺入キット(iGold®)」の改良に取り組んでおります。医療現場からの要望に対応すべく、適用部位の拡大、金マーカの留置を容易にするためのイントロデューサの改良、小径サイズの金マーカ追加について進めております。
また、当社グループでは次世代医療機器開発への新しい取り組みとして、アンジェスMG株式会社、ホソカワミクロン株式会社と血管再狭窄予防を目的とした「薬剤塗布型PTA(注1)バルーンカテーテル(NF-κBデコイオリゴ(注2)コーティング)」に関する共同研究開発を行っています。再狭窄予防という新機能を付加することにより、再度の血管拡張処置までの期間延長や外科的バイパス手術の回避が期待できるため、患者のQOL改善に大きく寄与し、医療経済上も有用な、新しいコンセプトを有する「薬剤塗布型PTAバルーンカテーテル」の製品化を目指しています。
(注1)PTA…バルーンカテーテルを用いて血管のつまりかけている部分を拡げ、血流を改善する治療法です。
(注2)NF-κBデコイオリゴ…炎症を抑える効果のある遺伝子医薬です。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02354] S1002C81)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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