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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CN2

有価証券報告書抜粋 株式会社河合楽器製作所 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社及び連結子会社の研究開発は、楽器事業、教育関連事業、素材加工事業の各セグメントにおいてそれぞれ行われております。グループ全体で研究開発要員は89名で、研究開発費は708百万円であります。

①楽器事業

グランドピアノに関しては、フルコンサートピアノのより一層の性能向上を目指し、細部の部品に至るまで機能や材質の追求を行っております。なかでも国際ピアノコンクール向けには特別な調整を重ね、熟成を図っております。また世界の巨匠の一人であるミハイル・プレトニョフ氏においては当社のフラッグシップモデルであるフルコンサートピアノSK-EXを用意し、世界ツアーに使って頂いております。
アップライトピアノについても、先のグランドピアノの改良点を取り入れ、デザイン、音、演奏性を全面的に向上させ、主力のKシリーズを今年フルモデルチェンジしました。さらに次世代モデルを見据え、品質の安定とさらなる性能向上を目指しアクション、ハンマー、響板等の研究開発に継続して取り組んでおります。
電子ピアノに関しては、当連結会計年度前半は、当社初の低価格ポータブルタイプ ES100 を中国、新興市場を始め全世界に向けて商品化しました。低価格でありながら当社の強みであるピアノらしさを持った商品として好評を得ております。また、国内向けにはスタイリッシュなデザインを特徴とした LS1 を商品化しました。
当連結会計年度後半は中国、新興市場で良好な販売を続けております KDP80 の後継機種 KDP90 を商品化しました。また、特に海外先進国に向けてマスターキーボードとしての機能を兼ね備えたステージピアノMPシリーズの後継、MP7、MP11 を商品化しました。
電子オルガンに関しては、ドリマトーン DT9、DT7 をUSBメモリー対応させた DT9(U)、DT7(U) や、LOWREYブランドの中型オルガン EY300、及び大型オルガン LE6500 を商品化しました。
当事業に係る研究開発費は 598百万円であります。

②教育関連事業

音楽ソフトウェア開発に関しては、コード検出の精度をより高め、新機能を多数盛り込んだ「バンドプロデューサー5」を商品化しました。また、楽譜認識・作成ソフト「スコアメーカー」シリーズについては、認識率向上、PDFの直接出力、楽譜作成機能の充実を図った「スコアメーカー8」シリーズを商品化しました。これらの商品に必要な音の分析・音声信号処理、楽譜認識や音符作成・編集の研究開発活動を継続的に行っております。
さらにApple社のiOS向けに、音楽に携わる人にとって必須アイテムとも言える「KAWAIメトロノーム」「KAWAIチューナー」の2アプリを商品化するなど、新世代のプラットフォーム向けのソフトウェア開発も行っております。
音楽教室、体育教室、英語教室、絵画造形教室につきましても、各カリキュラムの研究と教材の開発を継続的に行っております。
当事業に係る研究開発費は 53百万円であります。

③素材加工事業

カワイ精密金属株式会社が、自動車向け異形条の開発及びローコスト製法の研究、合わせ材料(クラッド)における物性、塑性研究といった異種金属接合加工研究等、金属全般の異形加工に関する研究を行っております。また、株式会社カワイ音響システムが音環境を追求した遮音材、吸音材の研究及び防音室の開発を行っており、当連結会計年度後半に「防音ドア」、「音調パネル」をそれぞれ商品化しました。
当事業に係る研究開発費は 57百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02363] S1002CN2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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