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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001HUZ

有価証券報告書抜粋 三菱鉛筆株式会社 研究開発活動 (2013年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、「最高の品質こそ最大のサービス」の基本理念のもと、筆記具及びその周辺商品等における新製品の開発と品質向上、安全性の確保、環境問題への対応を目的としております。また筆記具以外の分野にもこれらの成果を広く応用展開することも積極的に進めております。
なお、当連結会計年度における研究開発費は29億28百万円でした。このうち28億93百万円は筆記具及び筆記具周辺商品事業に係るものであります。以下は筆記具及び筆記具周辺商品の主な研究開発活動及び成果であります。
(1) 筆記具事業
① 油性ボールペン『ジェットストリーム』より、極細0.38mmを発売しました。
ジェットストリームは超・低摩擦インクを搭載した油性ボールペンで、なめらかな筆記性を実感できるということで好評頂いております。小さい字でもなめらかにくっきり濃く書くことができ、手帳への書き込みやビジネスシーンでの使用など幅広い用途を想定し開発しました。
また、高級感のあるボールペンを求める社会人層向けに、『ジェットストリーム プライム』を発売しました。多機能ボールペンでありながらスリムで操作性のよい高級感のある軸を開発しました。
② ノック式ゲルインクボールペン『ユニボールシグノRT1』を発売しました。
インク色の鮮やかさやにじまず極細描線を書くことができるゲルインクボールペンの特長はそのままに、なめらかさを向上させたインクやペン先と紙の摩擦抵抗を軽減させる「エッジレスチップ」を開発し、従来品と比べ0.38mmボールは約20%、0.5mmボールは約10%の摩擦抵抗を抑え、より一層なめらかな書き味を実現しました。
③ 蛍光ペン『プロマークビュー』を発売しました。
約7mm四方の大きな窓付きの透明ペン芯を開発し、広範囲にマーキングするシーンで資料の文字やグラフが見やすく正確にマークすることを可能にしました。

(2) 筆記具周辺商品事業
① 化粧品部門
筆記具のインク流出機構設計を応用し、お客様の使い勝手の良い化粧品容器、及び、医療向け周辺容器の開発を行っております。アイライナー、ネイル、リップ、染毛料や化粧鉛筆については、筆記具で培った超微粒子顔料分散技術、インク配合技術や鉛筆製造技術を応用することにより国内・海外の化粧品業界から高い評価を受けております。
② カーボン事業
シャープ芯の研究から生まれた当社独自のカーボン製造技術であるPFCT(Plastic Formed Carbon Technology)による機能性炭素材は広い分野で高い評価を得ております。
発熱体、高性能スピーカー用振動板、高潤滑特性を生かした摺動部材などの実績を始め、携帯電話やタブレットPC等の電気製品のパーツとしての展開で、更なる成長に大きな期待がもたれております。
③ その他
筆記具用インクの顔料分散技術を用いて、その他応用分野への展開も積極的に進めています。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02366] S1001HUZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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