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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001HBM

有価証券報告書抜粋 株式会社イトーキ 研究開発活動 (2013年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループでは、市場の要求に応じた商品をタイムリーに投入し続けるため、研究開発活動に取り組んでおります。
基礎研究分野では、高層建築ビルにおける長周期地震動への対応について、外部の研究機関と共同で研究を行い、オフィス家具に求められている新しい耐震基準・転倒対策について策定いたしました。
また、今後ますます増加すると予想されるモバイルワーカーの利便性を追求するため、ワイヤレス給電のオフィスへの導入に向けた研究を行いました。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は14億99百万円であります。
[オフィス関連事業]
オフィスにおける課題解決手段として、煩雑な会議室予約がタッチパネルで簡単に操作でき、利用状況を見える化することにより有効活用を促進する会議室予約システムを開発いたしました。
また、当社が半世紀以上にわたり取り組んできた、紙文書ファイリングのコンサルティング活動で培った経験と実績をもとに、紙文書と電子文書をトータルにドキュメント管理するシステムとして、「プロジェクト・ファイリング・システム」を開発し、サービス提供を開始しております。
オフィス家具の新製品としては、スタンダードクラスのデスクシステムとして「インサラータ」を開発いたしました。「インサラータ」はオフィスワークに必要な機能を厳選し、空間と調和するシンプルなデザインと多彩なカラー、豊富なオプションを有する大型天板ワークステーションです。さらに、事務用チェアでは、クリアなデザインで好評を博している「ヴェントチェア」に「ホワイトフレーム」を追加、スタンダードクラスの主力機種「トルテチェア」をデザイン、カラー、機能をさらに洗練させた「トルテRチェア」を開発し、ラインナップを充実させました。
また、当社が重点市場の一つに掲げる医療分野に対しては、病院空間の多様化と需要の高まりに対応して、ロビーチェアのラインナップを大幅に強化いたしました。可動式の背もたれがスペース効率と快適な座り心地を実現する「オルダ」、有機的なデザインと自在なレイアウトが可能な「パリエス」をはじめ、全14機種の新シリーズをラインナップに揃えました。
図書施設分野においては、大学や公共施設の図書館向けとして、既に発売している書架「スマート・スタイル・アイ シリーズ」とデザインを合わせた閲覧テーブル「インターリンクライブラリータイプ」や「ブックトラックAT」を開発いたしました。
なお、研究開発費の額は9億78百万円であります。
[設備機器関連事業]
建材分野においては、地震による安全対策として「高耐震間仕切G」を開発いたしました。これは、これまで地震に対する振動試験、研究を重ねた「耐震設計技術」を元に大手設計事務所と協業で開発した製品で、今後発生が予測される大地震に際しても、人命を守り、事業継続を可能にする耐震性能を有するスチールパーティションとして、「安全安心」に関する社会的要請にこたえることができました。
また、主力製品のクレアパートシリーズの商品力強化を狙ったガラスパーティション「クレアパートCX」を開発いたしました。5連装(業界最大)まで可能な全面ガラスパネルは、開放感、緊張感のある執務空間を提供いたします。
重点市場である金融機関に向けた新製品としては、安価で省スペースを実現した小型全自動貸金庫「SAD-KI」を投入いたしました。
また、電動式移動棚として、安全性の強化と高収納性を実現した「システマオートラックAn型」を開発いたしました。この製品は、ハイコストパフォーマンスを誇るとともに、業界初のフリックアクションで誰でも直感的かつ簡単に操作することが可能となったことから、新たな市場での需要を創出し、売上拡大に貢献することすることが期待できます。
なお、研究開発費の額は4億58百万円であります。

[その他]
学習家具分野においては、3種類の色調に調節可能なLED照明器具を搭載した学習デスクを開発いたしました。これにより、学習内容に合わせて最適な色の照明環境で学習することが可能となります。なお、ワールドボルテージに対応しており、海外での使用も可能な照明器具となっております。
また、高級木材であるナラ材を使用したハイエンド学習デスク「tref(トレフ)」を開発いたしました。成長に合わせてデスクのスタイルを変えて使用できるフリーワン型と、兄弟で横に並んで使用できるデスクレイアウトに適したユニット型の2種類のデスクを取り揃えています。
他にも、アルダー材を使用した「Leamo(リーモ)」にツインデスク型を追加、女の子に特化した「ジュエルキュート」をホワイト・ピンク・ブラックの3色から選ぶことができるデスクとして刷新するなど、個性派デスクを拡充しました。
ホーム家具分野においては、書斎チェアにおいて、背に通気性の高いメッシュ素材を用いた「サリダチェア」を発売し、販売が好調に推移しております。
なお、研究開発費の額は61百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02371] S1001HBM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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