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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003VGF

有価証券報告書抜粋 株式会社ミロク 対処すべき課題 (2014年10月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


当社を取り巻く経営環境は、2011年10月期を底として連結業績は回復基調を継続しておりますが、急激な円安の進行による海外輸入部品等の原材料費の高騰が最大の懸念事項であります。為替においては、リーマンショック前の水準に戻ってきておりますが、環境はその時とは比較できないほど複合的になっており、当社としては販売先と協調して解決策を探ってまいります。
当社は、「品質第一を更に推し進め、これまでに培ってきた他社に無い固有技術を強化して収益を確実に上げると同時に、新たな技術を開発して新規事業に結びつける」ことを引き続き中長期的な基本方針と位置づけ、連結経常利益率5%以上の確保を目指します。

セグメントの課題は次のとおりであります。
① 猟銃事業
主力の米国市場は堅調に推移すると予想されるものの、2014年度の異常ともいえる需要増からの一服感は否めず、また欧州市場は依然として経済の先行きは不透明であり、市場の回復には時間がかかるものと予想されます。
このような状況のもと、当社最大顧客であるブローニング社が掲げる市場占有率拡大方針に応えるべく、かつて「世界のミロク」と謳われた原点にもう一度立ち返り確実な品質でタイムリーな納品に努め、強固な信頼関係のもと利益を創出してまいります。
② 工作機械事業
主たる顧客である自動車業界は持続的に回復基調でありますが、電気自動車への移行等の影響で、当社の主力であるガンドリルマシンの状況は厳しさを増しております。
このような環境のもと、東南アジアを主とした海外市場での需要を獲得するため、営業力を強化するとともに、台湾でのOEM製品等低価格品の販売を促進してまいります。また、安定した利益が見込める加工部門を更に強化するべく、尼崎工場に次ぐ工場の建設等により、利益の拡大に努めてまいります。また、大口径用深孔加工機BTA等あらゆる孔明けのニーズに対応した施策により収入源の拡大を目指してまいります。
③ 自動車関連事業
自動車産業において世界販売台数が増加する一方で成長市場での現地生産が進展しており、国内生産台数は伸びずに自動車部品も現地調達の流れが進んでいます。また、モジュール化・部品共通化の動きは、自動車部品の価格低下につながっており、当社の主力である高級車向け純木製ステアリングハンドルも影響は回避できず、生産数量・単価ともに厳しい環境が続くと予想しています。
こうした環境下においても利益を確保する強い経営体質を構築すべく、原価低減活動を更に推し進めてコスト競争力を高めるとともに、純木製でしか出せない意匠や触感の伝わる製品・技術開発を進めて行きます。また、ハンドル以外の内装加飾分野及び非自動車分野に事業領域を拡大すべく、製品・技術開発と案件開拓活動に積極的に取り組んでまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02376] S1003VGF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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