三井住建道路株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)

(1) 財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ26億83百万円増加して、254億32百万円となりました。
流動資産は同18億62百万円増加の204億73百万円、固定資産は8億20百万円増加の49億59百万円となりました。
資産の増加の主な要因は、受取手形・完成工事未収入金等の増加によるものであります。
流動負債は同17億5百万円増加の171億46百万円、固定負債は同3億90百万円増加の23億36百万円となりました。
負債の増加の主な要因は、支払手形・工事未払金等の増加によるものであります。
当連結会計年度末の純資産は、当期純利益を7億54百万円計上したこと等により、59億49百万円となりました。
この結果、自己資本比率は23.2%となり、1株当たり純資産は317円84銭となっております。

(2) 経営成績
当連結会計年度の業績につきましては、受注高は前連結会計年度比14.2%増加の380億41百万円となりました。また、売上高は同10.8%増加の364億22百万円、経常利益は、売上高の増加等により同34.6%増加の14億34百万円となりました。また、当期純利益は同37.8%増加の7億54百万円となりました。
なお、受注工事高、完成工事高、製品販売については「第2 事業の状況 2生産、受注及び販売の状況」に記載しております。

(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動では、税金等調整前当期純利益の計上等により15億68百万円の資金の増加(前連結会計年度9億13百万円の資金の増加)となりました。
投資活動では、有形固定資産の取得による支出等により6億31百万円の資金の減少(前連結会計年度3億22百万円の資金の減少)となりました。
また、財務活動では、配当金の支払等により56百万円の資金の減少(前連結会計年度53百万円の資金の減少)となりました。
これにより「現金及び現金同等物の期末残高」は、8億80百万円増加し、61億65百万円(前連結会計年度比 16.7%増加)となりました。