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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CBN

有価証券報告書抜粋 中外鉱業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和策を背景に、輸出の増加や円安・株高が進行し、景気に持ち直しの動きが見られるものの、円安による原材料価格の上昇、中国をはじめとする新興国経済の減速等、先行きは依然として不透明な状況にあります。
このような経済状況のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)は貴金属市況において、金・銀・プラチナ等の貴金属価格は、6月下旬に米国の量的緩和早期縮小懸念に伴い大幅に下落したものの、資産保全としての有用性が再認識されたことにより、その後は上昇基調で推移いたしました。貴金属事業におきましては、工場部門において金原料の集荷量が当初見込みを大幅に下回ったことから、金の生産量および売上高は前期に比べ減少いたしました。宝飾市況においては、富裕層を中心に高額ジュエリーの販売が活況だったものの、本格的な個人消費の回復には至らず、業績は厳しい状況のもと推移いたしました。不動産市況においては、低金利の継続や住宅ローン減税等の政策支援、消費税率引上げに伴う駆け込み需要等、住宅購買意欲は回復基調にあるものの、資金調達環境に改善の兆しはみられず、依然厳しい状況のもと推移いたしました。機械事業においては、米国市場は堅調に推移し、欧州に景気回復機運が高まっているものの、中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化等が影響し、中古工作機械業界においても厳しい状況のもと推移いたしました。投資事業においては、金先物取引価格の上昇により運用益を計上したことが寄与し好調に推移いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は14,578,628千円(前年同期19,556,218千円 25.5%減)、営業損益は468,911千円の利益(前年同期は1,502,380千円の利益 68.8%減)、経常損益は415,801千円の利益(前年同期は1,485,816千円の利益 72.0%減)、当期純損益は180,460千円の損失(前年同期は241,607千円の利益)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①貴金属事業
貴金属事業におきましては、工場部門において金原料の集荷量が当初見込みを大幅に下回り、金の生産量および売上高が減少したことから、業績は低調に推移いたしました。
この結果、売上高は9,474,639千円(前年同期14,234,920千円)、営業損益は208,573千円の損失(前年同期196,937千円の損失)となりました。
②宝飾事業
宝飾事業におきましては、ダイヤモンドや宝飾品の仕入、販売を行っており、売上高は1,118,613千円(前年同期1,147,285千円)、営業損益は92,318千円の損失(前年同期92,586千円の損失)となりました。
③不動産事業
不動産事業におきましては、低金利の継続と税制等の政策支援により、一部で在庫調整が進捗するなど好転の兆しが見られる他、ビル賃貸市場では、都内オフィスビルの需要増に伴う空室率の低下等、回復の兆しが見られるものの、当社を取り巻く環境は、資金調達環境に改善の兆しが見られず、業績は低調に推移いたしました。
この結果、売上高は481,343千円(前年同期357,922千円)、営業損益は129,498千円の損失(前年同期34,578千円の損失)となりました。
④機械事業
機械事業におきましては、中国市場の景気減速や欧州市場における設備投資意欲の減速が影響し、業績は低調に推移いたしました。
この結果、売上高は2,034,953千円(前年同期1,539,982千円)、営業損益は37,678千円の損失(前年同期49,993千円の損失)となりました。
⑤投資事業
投資事業におきましては、東京商品取引所東京金先物に投資を行っており、営業損益は1,389,449千円の利益(前年同期2,252,455千円の利益)となりました。
⑥研究開発事業
研究開発事業におきましては、化石燃料に代わる環境に優しい再生可能エネルギー(太陽光、太陽熱、風力)の研究開発等を行っており、売上高は6,706千円、営業損益は125,050千円の損失(前年同期86,563千円の損失)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、預け金の増加額による減少1,660,224千円等による減少があったことから前連結会計年度末に比べ1,809,822千円減少し1,646,555千円となっております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は1,151,846千円(前連結会計年度は959,096千円の獲得)となりました。これは主に商品貸付の減少額679,348千円等があったものの、預け金の増加額1,660,224千円等による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は509,622千円(前連結会計年度は170,450千円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出490,128千円等の資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は148,353千円(前連結会計年度は246,286千円の獲得)となりました。これは主に短期借入れによる収入1,200,000千円等があったものの、短期借入金の返済による支出1,200,000千円、長期借入金の返済による支出148,255千円等があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00027] S1002CBN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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