理想科学工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)

当社グループは、カラードキュメントへのニーズに対応したインクジェット方式の高速プリンター及び孔版技術を生かしたデジタル印刷機の開発など、独自性のある製品の研究開発に取り組んでおります。また、製品の開発・設計の段階から省エネルギー・省資源といった環境への配慮を行っています。
当連結会計年度における主な研究開発活動の成果は次のとおりです。なお、研究開発の活動は主に印刷機器事業によるものであり、研究開発活動の総額は、60億5千4百万円であります。

2013年5月には茨城県つくば市に建設していた「理想開発センター」が完成し6月に運営を開始しました。

2013年11月に、デジタル印刷機の新製品「RISO A2」(リソーエーツー)を発売しました。長年培った当社独自の孔版印刷技術をより進化させ、A2サイズの印刷を実現しました。新聞や大判チラシ、図面などの様々なニーズに対応しています。
2014年2月にデジタルスクリーン製版機「GOCCOPROシリーズ」の上位機種「GOCCOPRO QS200」(ゴッコプロ キューエス200)を発売しました。「GOCCOPRO QS200」は、新たにA2ワイドサイズの製版が可能になりました。枠張りしたマスターを本体にセットし、パソコンから送られた原稿データを直接製版します。薬品や水を使用しない完全ドライ方式でスクリーン印刷用の版づくりができます。